[分享] 5/10日本日經採訪報導

看板ChiLing作者dogmoon (_(_M_))時間14年前 (2010/05/15 19:40)推噓22(22推 0噓 8→)

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蠻仔細的採訪，照片也照的很美，之前版友翻譯的那位攝影師，應該是這家記者吧？！日經網站http://0rz.tw/i0ush ================================================== キーパーソンに直撃麻生香太郎の業界潜行『レッドクリフ』の美人女優が月9に初出演～台湾出身モデル、リン・チーリンを直撃！ 2010年05月10日今回、ご登場いただくのは、リン・チーリンさん。台湾では有名なモデルだが、2008年、2009年に公開された映画「レッドクリフ」に出演して日本での認知度が一気に上がった。女優として日本のドラマにも初出演するリン・チーリンさんの素顔とは？リン・チーリン 1974年11月29日生まれ。台湾出身。台湾一のセレブリティ・モデルと言われ、主要ファッション誌の表紙を飾る。ファッション・ショーにも多数出演するほか、台湾最大の映画祭などの司会も務める台湾の国民的スター。2008年、アジア各国で大ヒットした「レッドクリフ」の「小喬」役でスクリーンデビューを飾る。2009年には日本企業のテレビCMにも初出演。SMAPの「そっときゅっと」のプロモーション・ビデオにも出演するなど、日本での活動を本格始動した。 5月10日からフジテレビで毎週月曜日午後9時に放送されるドラマ「月の恋人～Moon Lovers～」に出演する。エイベックス・マネジメントの公式ページページはこちら http://img43.imageshack.us/img43/3600/01px300.jpg

「レッド・クリフ」（ジョン・ウー監督）で祖国のために単身、敵陣に乗り込んで行った小喬（トニー・レオン演じる呉の国の王、周瑜の妻。天下一の美人とされ、魏の国王・曹操も奪おうとしていた）役で、日本人の心を鷲づかみにした、台湾出身の美人女優・リン・チーリン。　凡人は、彼女は中国圏では有名なベテラン女優だろう…と推測していたのだが、全然違った。どちらかといえば「レッド・クリフ」で抜擢され、初の映画出演を果たした、台湾の有名モデルさんであったのだ。　取材前、先乗りしたカメラマンと編集者が「さっきすれ違ったが、本当に美しい。脚がきれい。全身写真もバストアップもすべて狙いたい」と興奮気味だったことが彼女のオーラを物語っているといってよかった…。 ──今までアジアの女優さん（中国、香港、台湾、韓国など）を多く取材してきましたがあなたがいちばん美しい。 http://img295.imageshack.us/img295/299/02px250.jpg

　通訳から、この問いを伝えられると、本当に文字通り、頬をポッと赤らめてうつむいてしまった。消え入りそうな声で「ありがとうございます」。　リン・チーリンには、「私は女優よ」のおごりたかぶりがない。こちらの思い込みとは別に「レッド・クリフ」が映画初出演、5月10日からフジテレビで放送が始まる木村拓哉主演・月9ドラマ「月の恋人」がドラマ初出演だ。　実はリン・チーリン、高校・大学とカナダに留学し、トロント大学で、西洋美術史と経済学の学士を取得している才媛だ。2000年に台湾へ帰国後、01年までダンスを教えていたときにスカウトされ、モデルに転身した。04～06年は「ビジット・ジャパン・キャンペーン台湾親善大使」。現在はエイベックスの所属だが、05年にはオスカープロモーションに所属していた。知らなかった…。　06年台湾で、サラリーマンを対象にした「バレンタインデーを一緒に過ごしたい女性ナンバー1」に選ばれたのは有名なエピソード。台湾ではモデルとして、トップクラスの人気だ。しかも06年、自分をリセットするために南アフリカ共和国にエイズ対策の NGOボランティアとして活動したりもしている。心根も優しい女性なのだ。　07年「レッド・クリフ」の小喬役に抜擢され、今日に至るというわけだ。 ──今回のドラマのオファーはどのような形でしたか？　「（日本から、ドラマのオファーが来ていると）マネージャーから話を聞きました。今まで日本のドラマは楽しみで、常に見る側だったので、そこに自分が出るなんて…、と驚きでした。信じられなかった（笑）。いまだにドッキリかな、と思っているんですよ」。 ──「月の恋人」ではどんな役なんですか？　「ピュアで、（何にも染まっていない）白い紙のような女性。愛を求めている女性。太陽のほうを向いている女性です（笑）」。 ──日本のドラマは大好き？　「台湾で日本のドラマはとっても人気があるんです。父と一緒に見ていました。『篤姫』がとっても印象に残っています。学生の頃はラブストーリーが好きで『ロング・バケーション』『ビューティフル・ライフ』なんかが好きでした」。 ──木村拓哉さんは、思っていたイメージと違いましたか？「同じでした（笑）」。 ──どんな人？　「ドラマの通り、普段も魅力的で素敵な人ですよ。会ってみて、木村スタイルがあるということがわかりました。存在感があるんです。もっとクールな人かと思っていたんですが、一緒に仕事をすると、すごく優しい人です。撮影のときはリーダー的存在ですし、いつもジョークを言って、周囲をリラックスさせてくれるんです」。　彼女がケータイを取り出し、ごそごそしてるな、と思っていたのだが、確かめると自分のｉPhoneを録音状態にして、このインタビューのやりとりを全部、収めているのだそうだ。まだ取材が珍しいのか、すべて記録しておきたいというのだ。う～初々しい。 http://img517.imageshack.us/img517/5228/03px250.jpg

──日本と台湾でCFやドラマの撮り方の違いはありますか？「ドラマは初めてなんです。日本でのテレビ局の撮影は初めてだし、まだ、よくわからない（笑）。いちばん違いを感じたのは、ドラマなのに（製作費をかけた）映画みたい、ということです。リハーサルもちゃんとやるしカメラリハーサルもきちんとする。ランスルー（本番と同じように通してやるリハーサル）もあるし設備もしっかりしている。なんといってもフジテレビの楽屋が最高です。素晴らしいです。ゆっくり休めます。だから本番で集中できるんです」。 ──映画とドラマは比べにくいと思いますが、ジョン・ウー監督「レッド・クリフ」の撮影現場と比べるとどうですか？　「両方ともOKです、もちろんです（笑）。新しいことにチャレンジすることが好きなんです。新しい環境に身を置いて、違うことをするのはとても刺激的です」。 ──その「レッド・クリフ」でリン・チーリンさん演じる小喬は、敵将・曹操が自分を奪いたがっていることを知り、不利な戦況の夫を救おうと一人で曹操を訪ねていきます。リン・チーリンさんだったら、あの行為は同意できるものなんですか？　「はい、もし私が小喬だったら必ず行ったと思います。私って小喬と似ているところがあるんです。国のため、愛のため、犠牲になることはいとわないです（笑）」。 http://img189.imageshack.us/img189/2011/04px250.jpg

──日本映画で好きな作品を挙げて下さい。「『さくらん』です。女性監督（蜷川実花）で、スタッフも女性が多い感じで、女性の視点で描かれていることに好感を持ちました。とても魅力的な作品ですね」。 ──話題の映画、「アバター」と「ハートロッカー」はご覧になりましたか？　「『アバター』は見ましたが『ハートロッカー』はまだなんです。アカデミー賞の作品賞ですよね」。 ──「アバター」はいかがでしたか？　「3DとCGの技術が素晴らしい。でもね、このまま行くと、単なる3Dではなくて、360 度、ぐるりと体感できるような画期的なシステムが開発されると思いますよ」。 ──3D映画って出てみたい？「はーい（笑）」。　驚くのは、アジアのトップ女優の年齢が、多くは30代であるということだ。リン・チーリンも35歳。だが、とてもそんな感じには映らない。25歳くらいのイメージだ。言葉遣いも、物腰も、謙虚なサマも、芸能人っぽくスレてはいない。 ──「ビジット・ジャパン・キャンペーン」で観光大使だったころより、一段と美しくなったと評判です。美しさを保つ秘訣を教えて下さい。 http://img237.imageshack.us/img237/3085/05px250.jpg

「毎日、楽しい心を持つことが大切です。いつも微笑んでいられるようにしています。楽観的にものごとを見ることができるように。あとは適度な運動。水を多く飲みます」。 http://img24.imageshack.us/img24/5190/06px300.jpg

──人間の三大本能である、睡眠、食事、恋愛。どれがいちばん大切ですか？「睡眠」。 ──えーっ？　恋愛ではないんですか？　「最近、あまり睡眠がとれていないので、睡眠と言ってしまいました。本当は恋愛だと思います。そう、恋愛です（笑）」。　日本語も少しできるので「睡眠、時間、あまり、ないから」と、時々、日本語で答えることがある。その、たどたどしい、発音すら可愛くていとおしい。 ──では、聞きます。「運命の恋人」というのを信じていらっしゃいますか？　「信じています」 http://img72.imageshack.us/img72/5682/07px250.jpg

──もう出会った？　「まだ、です。学生時代は初恋の人を運命の人、と思っていました。でも今は違う。いつかめぐり会って、一生を、お互い年寄りになっても人生を共に歩んで行けるような男性が現れるのを待っています」。　「ただ、忙しいので、出会う機会が本当にないんです。でも運命の人がこの世に必ずいるというのは百パーセント信じていますよ」。 http://img243.imageshack.us/img243/525/08px250.jpg

──今回のドラマ出演で日本のファンがまた増えると思います。台湾の男性と日本の男性の魅力の違いを教えて下さい。 http://img38.imageshack.us/img38/1893/09px250.jpg

「分からない（小声で）」。 ──日本の男性はどうですか？　「今まで出会った日本の男性は、みな仕事がらみでした。プライベートで接したことがない。スタッフさんたちだけ、なんです（笑）。今回、初めて日本でドラマの仕事をして、いろんな出会いがあったり、友だちができたり、するんじゃないかな、と楽しみにしています」。 ──留学していたカナダと比べたら？　「カナダの男性は自由な生活を謳歌するタイプですね。ユーモアがありバランス感覚もある。日本の男性は、仕事が命、という感じでがんばりすぎです」。 ──あらら、では日本の男性は、運命の人の候補に入りませんか？　「でも、私は人見知りな性格なので、伝統的な考えに沿っていきたいと思います。だから恋愛対象なら、やはりアジア人のほうがいいんですよ」。　日本人、脈あり、である。われわれ取材スタッフ、少し安堵する（してどうする）。 ──小さい頃から、女優さんになりたかったのですか？　「いいえ、全然。考えたこともありませんでした。昔は先生になりたかったんです。今でも芸能界をやめたら、本気で先生になろうと思っています」。 ──ダンスの先生ですか？「いいえ。西洋美術史です」。　うーん。思っていたより、今の境遇に浮かれていない、地に足のついた女性であるようだ。ともかく美しい。表情の一つ一つに、今の日本人女性が忘れた、恥じらい、たおやかさ、純情…がポッと頬に桜の花びらのように浮かびあがる。高校生に戻って、こんな先生に、毎週一時間、西洋美術史を習ってみたいと思う。そんな高校生活はきっと生涯忘れられないものになることだろう。　目の前にいる女優さんが、「レッド・クリフ」で堂々と敵将の陣地に乗り込んでいったあの勇ましくも、はかなげな小喬とは、とてもとても、思えなかった…。 http://img9.imageshack.us/img9/2892/10px400.jpg

(写真／稲垣純也）著者麻生香太郎（あそうこうたろう）大阪市生まれ。東京大学文学部卒。在学中に歌謡曲の作詞家として活動を開始。森進一、野口五郎、小柳ルミ子、小林幸子、TM NETWORKらに作品を提供した。その後、80年代半ばにエンタテインメントジャーナリストへと転身。以来、20年以上にわたって業界をウォッチし続ける。現在は「日経エンタテインメント！」「テレビ・ステーション」などで連載コラムを執筆中。著書に『ジャパニーズ・エンタテインメント・リポート』（ダイヤモンド社）など。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 220.135.73.121

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andy199113

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