[討論] 從信長公記看桶狹間之戰（2）

看板WarringState作者moonfly (真田左衛門佐月翔)時間14年前 (2010/05/24 00:43)推噓34(34推 0噓 10→)

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首先籠統的對舊說及新說再次作一個簡單的分類及定義。【舊說】0.奇襲說＝考據為「甫庵信長記」＝舊日軍參謀總部所主張【新說】1.正面攻擊說＝考據為「信長公記」＝藤本正行所主張（另外新說還有側面奇襲說等其他說法，暫且擱置日後再提）前篇將舊說的內容重新複習，並且指出新舊說的爭議點。本篇將針對信長公記的內容重新整理新說的基本架構。以本期歷史街道的整理，另外還有小和田哲男的正面奇襲說、梶野渡的本陣攻擊說桐野作人的側面強襲說、谷口克廣的正面攻擊說。（竟然沒有藤本正行版本？）不過這些學說基本上都是以信長公記為本進行研究。因此要討論現今日本史學界對於桶狹間之戰的說法，就必須瞭解信長公記內容。本來這篇文還要花兩三天檢查翻譯跟潤飾，檢查之後決定先釋出。今後才能進行其他部分的討論跟比較。雖然檢查兩三遍大體沒有誤譯，但是若有缺漏或是誤譯之處敬請指教。（以下文章於7/11修正，感謝 Herzen 來信指證漏譯疏失之處） - 【信長公記首卷】天文廿一年壬子五月十七日一、今川義元沓懸へ参陣。十八日夜に入り、大高の城へ兵粮入れ、助けなき様に、十九日朝、塩の満干を勘がへ、取出を払ふべきの旨必定と相聞こえ侯ひし由、十八日、夕日に及んで、佐久間大学・織田玄蕃かたより御注進申し上げ侯ところ、永祿三年五月十七日，今川義元率軍抵達沓掛。十八日傍晚，佐久間大學集織田玄蕃向信長報告「今川軍在十八日入夜，會將軍糧搬入大高城。另外傳聞今川軍為了要利用地利阻止織田軍救援，會選擇十九日早晨滿潮時發動攻勢此消息確實是千真萬確。 ★重點：今川軍知道潮汐時間，並且企圖以此來阻斷織田軍救援。證明今川軍並不如舊說中不明瞭地形 - 其の夜の御はなし、軍の行は努々これなく、色六世間の御雑談までにて、既に深更に及ぶの問、帰宅侯へと、御暇下さる。家老の衆申す様、運の末には智慧の鏡も曇るとは、此の節なりと、各嘲弄して、罷り帰られ侯。案の如く、夜明がたに、佐久間大学・織田玄蕃かたよりはや鷲津山・丸根山へ人数取りかけ侯由、追々御注進これあり。但是當晚信長因時間已晚，僅是雜談之後就命家臣散會。家老們嘲笑「所謂天運將盡之時連智慧之鏡都不免蒙塵就是這回事」後各自退朝。如信長所料，拂曉之時陸續收到佐久間大學跟織田玄蕃回報鷲津、丸根砦遭包圍的消息。此の時、信長、敦盛の舞を遊ぱし侯。人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり。一度生を得て、滅せぬ者のあるべきかとて、螺ふけ具足よこせと、仰せられ、御物具めされ、たちながら御食を参り、御甲をめし侯て、御出陣なさる。其の時の御伴には御小姓衆岩室長門守、長谷川橋介、佐脇藤八、山口飛騨守、賀藤弥三郎是等主従六騎、あつたまで、三里一時にかけさせられ、辰の剋に源大夫殿宮のまへより東を御覧じ侯へぱ、鷲津・丸根落去と覚しくて、煙上り侯。此の時、馬上六騎、雑兵弐百計りなり。此時信長一舞敦盛。「人間五十年，與天地相較宛如夢幻一場一度得生於世者豈有不滅者哉？」信長命部下吹奏法螺、準備鎧甲。信長披甲站著用膳之後出陣。此時身邊僅有岩室長門守等五騎。主從六騎直奔三里（12公里）之遠的熱田辰刻（七點）時從熱田神宮的源大夫宮到東側見冒起黑煙信長料知鷲津、丸根兩砦業已陷落。此時軍力共計六騎、雜兵約兩百人。 ★重點：從熱田神宮的源大夫宮見"東側"冒起黑煙這一點是對於信長進軍路線方向的爭議點浜手より御出で侯へば、程近く侯へども、塩満ちさし入り、御馬の通ひ是れなく、熱田よりかみ道を、もみにもんで懸げさせられ、先、たんげの御取出へ御出で侯て、夫より善照寺、佐久間居陣の取出へ御出であつて、御人数立てられ、勢衆揃へさせられ、様体御覧じ、御敵今川義元は、四万五千引率し、おけはざま山に、人馬の休息これあり。雖然從濱手走海線距離較近，但是由於漲潮的關係人馬無法通行。信長率軍從熱田急驅內陸線，首先進入佐久間佈陣的丹下砦後移往善照寺砦。此時整頓兵馬並觀測軍情，得知今川義元此時率四萬五千軍駐紮桶狹間山。 ★重點：1.今川軍的確利用潮汐讓信長必須要繞遠路 2.今川軍駐紮在桶狹間"山" 天文廿一壬子五月十九日午の剋、戌亥に向つて人数を備へ、鷲津・丸根攻め落し、満足これに過ぐべからざるの由にて、謡を三番うたはせられたる由に侯。今度家康は朱武者にて先懸をさせられて、大高へ兵粮兵粮入れ、鷲津・丸根にて手を砕き、御辛労なされたるに依つて、人馬の休息、大高に居陣なり。信長、善照寺へ御出でを見申し、佐々隼人正、千秋四郎二首、人数三百計りにて、義元へ向つて、足軽に罷り出で侯へぱ、瞳とかゝり来て、鎗下にて千秋四郎、佐々隼人正を初めとして、五十騎計り討死侯。是れを見て、義元が文先には、天魔鬼神も忍べからず。心地はよしと、悦んで、緩々として謡をうたはせ、陣を居られ侯。五月十九日午時，今川軍面向西北方向駐軍，義元得知鷲津、丸根兩砦陷落龍心大悅。在陣中三度高唱謠曲。此次家康順利將軍糧搬入大高城、今川軍又攻下鷲津、丸根兩砦，因此命家康先入大高城歇息。得知信長進入善照寺砦之後，佐佐隼人及千秋四郎率三百兵突入今川軍。在今川軍的包圍之下。五十餘騎命喪今川軍麾下。義元見此陣仗笑稱今川軍的神妙槍尖之前，即使天魔鬼神也無法抵擋。義元無上喜悅在陣中高唱謠曲。 ★重點：戌亥に向つて人数を備へ（今川軍向西北方向駐軍）這是正面攻擊說信長行軍路線的重要論證點信長御覧じて、中島へ御移り侯はんと侯つるを、脇は深困の足入り、一騎打の道なり。無勢の様体、敵方よりさだかに相見え侯。勿体なきの由、家老の衆、御馬の轡の引手に取り付き侯て、声々に申され侯へども、ふり切つて中島へ御移り侯。信長見此局面，決定將軍隊移往中島砦。家老眾緊拉信長馬轡勸阻。「道路兩側是無法落足的沼田，只能容一騎一騎魚貫而行。而且敵人鐵定可以看出我軍乃寡兵，這實在很不妙。」但是信長仍然執意前往中島砦。 ★重點：信長軍的行動並不是隱密行軍，甚至還有很高的機率被察覺此の時、二千に足らざる御人数の由、申し侯。中島より叉、御人数出だされ侯。今度は無理にすがり付き、止め申され侯へども、爰にての御諚は、各よく貼承り侯へ。あの武者、宵に兵粮つかひて、夜もすがら来なり、大高へ兵粮を入れ、鷲津・丸根にて手を砕き、辛労して、つかれたる武者なり。こなたは新手なり。其の上、小軍なりとも大敵を怖るゝなかれ。運は天にあり。此の語は知らざるや。懸らぱひけ、しりぞかば引き付くべし。是非に於いては、稠ひ倒し、追い崩すべき事、案の内なり。分捕なすべからず。打拾てになすべし。軍に勝ちぬれば、此の場へ乗りたる者は、家の面日、末代の高名たるべし。只励むべしと、御諚のところに、前田又左衛門、毛利河内、毛利十郎、木下雅楽助、中川金右衛門、佐久間弥太郎、森小介、安食弥太郎、魚住隼人右の衆、手々に頸を取り持ち参られ侯。右の趣、一々仰せ聞かれ、山際まで御人数寄せられ侯ところ、俄に急雨、石氷を投げ打つ様に、敵の輔に打ち付くる。身方は後の方に降りかゝる。此時報告人數尚不滿兩千。打算從中島再出兵。這次家老們死命地哀求信長留下來，此時信長激勵不滿兩千的士兵說「敵軍漏夜行動，搬運軍糧入大高、攻打鷲津丸根二砦，動彈不得的疲軍怎能對抗吾等生力軍。寡軍無須畏懼大軍，一切定數憑依天運。你們知道嗎？軍法稱敵進則退、敵退則誘進。趁此局勢一擊蹴散敵軍，不可著重生擒貪功，儘管開無雙殺敵。只要此戰一勝，在場諸君人人均享戰功光耀後代」正當信長激勵軍勢時，前田利家諸將持敵軍首級前來參陣。信長又再度訓示以上號令。軍隊進軍至桶狹間山際時，急雨如石頭與冰塊般，打向敵人的臉，對我方則是從身後降下 ★重點：信長以生力軍對疲軍的優勢激勵士兵。並且天候對於織田軍有優勢（雖然剛說不要爭首功前田利家就拿頭來了....）沓掛の到下の松の本に・二かい三がゐの楠の木、雨に東へ降り倒るゝ。余の事に、熱田大明神の神軍がと申し侯なり。空晴るゝを御覧じ、信長鎗をおつ取つて、大音声を上げて、すは、かゝれ貼と仰せられ、黒煙立て懸かるを見て、水をまくるが如く、後ろへくはつと崩れなり。弓、鎗、鉄炮、のぼり、さし物等を乱すに異ならず、今川義元の塗輿も捨て、くづれ逃れけり。沓掛嶺上三兩人合抱的楠木因大雨向東倒下。織田軍相信這是熱田大明神神軍相助。信長觀察大雨停歇放晴，持槍大喝號令軍隊進攻，織田軍如怒濤之勢突入敵陣。看到織田軍燃著黑煙攻擊過來今川軍弓、槍、鐵炮旌旗散亂一地開始逃亡連義元的轎子也被隨便棄置。 ★重點：信長並不是趁著大雨奇襲，而是在雨停放晴之後進攻旗本は是れなり。是れへ懸かれと御下知あり、未の刻、東へ向つてかゝり給ふ。初めは三百騎計り真丸になつて義元を囲み退きけるが、二、三度、四、五度、帰し合ひ貼、次第貼に無人になつて、後には五十騎計りになりたるなり。信長下り立つて若武者共に先を争ひ、つき伏せ、つき倒し、いらつたる若ものども、乱れかゝつて、しのぎをけづり、鍔をわり、火花をちらし、火焔をふらす。然りと雖も、敵身方の武者、色は相まぎれず、爰にて御馬廻、御小姓歴々衆手負ひ死人員知れず、服部小平太、義元にかゝりあひ、膝の口きられ、倒れ伏す。毛利新介、義元を伐ち臥せ、頸をとる。是れ偏に、先年清洲の城に於いて武衛様を悉く攻め殺し侯の時、御舎弟を一人生捕り助け申され侯、其の冥加忽ち来なりて、義元の頸をとり給ふと、人々風聞なり。運の尽きたる験にや信長下令「敵軍本陣就在那裡！全體進攻！」於未時（三時）命令軍隊向東集中攻擊今川旗本。起初今川三百旗本團團掩護義元撤退，經織田軍二度、三度、四度、五度攻擊。今川旗本逐漸傷亡潰敗，最後只剩下五十餘騎護駕。信長亦下馬與旗本混戰，敵我兩軍打的天昏地暗刀劍相砍火光四散。英勇善戰的馬迴、小姓負傷陣亡者不盡其數，最後服部小平太拔刀砍向義元反遭砍傷。毛利新介伺機將義元砍倒於地，一刀了結義元性命並奪下首級。這個補刀的毛利新介是先前武衛（斯波義統）蒙難之時，拯救義統之弟的人。人稱毛利新介就是因為這個福報才好狗運的奪取義元首功。也稱義元實在是運氣背到谷底才蒙此大難。 ★重點：此段描述今川旗本軍的善戰。以這個局部戰局來說織田眾今川寡雖然三百今川壯士被殺到剩下五十餘騎，但是仍然誓死保衛今川義元。且織田軍對今川旗本也是傷亡慘重，今川不是一被襲擊就四散。旗本仍然發揮功用掩護義元おけはざまと云ふ所は、はざまくみて、深田足入れ、高みひきみ茂り、節所と云ふ事、限りなし。深田へ逃げ入る者は、所をさらずはいづりまはるを、若者ども追ひ付き貼、二つ三つ宛、手々に頸をとり持ち、御前へ参り侯。頸は何れも清洲にて御実検と仰せ出だされ、よしもとの頸を御覧じ、御満足斜ならず、もと御出での道を御帰陣侯なり。所謂「桶狹間」這個地方，山谷高低交錯，沼田難以立足高低和茂草等等危險之處非常之多逃往深田的敵軍在那爬行逃命，也被織田軍的年輕人追擊喪命，他們手持首級二三個回來信長駕前領功。信長檢視今川義元首級之後，無上滿足。走來時的路線撤軍。 ★重點：桶狹間的地形破碎，這一點是在地學者梶野渡的本陣攻擊說的論述要點。也間接的指引為什麼織田軍能夠以寡敵眾奪取義元首級 ---- 次回預告：？（還沒想好.....）備註：敲碗是沒用的，這一篇文內容不多卻要花三小時來打跟整理。更別論發文之前得要先作的功課.... -- 一、手際なる合戦ニて夥敷勝利を得て後、驕の心出来し、敵を侮り、或ハ不行儀　　なる事必ある事也、可慎々々、如斯候而滅亡の家、古より多し、此心万事に　　わたるそ、勝て甲の緒をしめよといふ事、忘れ給ふへからす北条氏綱公御書置 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 118.240.118.188 ※ 編輯: moonfly 來自: 118.240.118.188 (05/24 00:50)

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