[劇情] 東方星蓮船 早苗A路線

看板Touhou作者 (Makoto)時間14年前 (2009/08/19 17:05), 編輯推噓3(300)
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船影現蹤春渡頭 Stage 1 殘雪之道 早「追那艘飛空船根本就沒完沒了。   剛才好像在妖精群裡看到一些奇怪的妖精……」 ?「這附近有寶物的反應……」 早「呀!嚇我一跳,妳不是剛才的老鼠嗎?」 小小探索大將 娜姿琳 娜「原來是剛才的人類。真是奇怪……總之別妨礙我的工作。」 早「工作?老鼠有什麼好工作的?   妳們老鼠只會把我們貯存的白米吃光光,害自己過不了冬而已。」 娜「胡說,別瞧不起我們老鼠。   ……原來剛才的寶物反應是來自妳的身上。   真可惜,我去找其他的寶物反應吧。」 早「是呀,我們不能瞧不起老鼠。   在外面的世界,老鼠可是生物實驗中不可或缺的珍貴生物呢。」 娜「等著吧,輕視老鼠小心沒命哦。」 早「啊~這就是降妖除魔嗎……好像滿好玩的♡」 雲中遁身獨眼妖 Stage 2 春之雲 ?「等一下嘛~」 早「什麼事?」 ?「咱好恨呀~」 早「……有什麼事嗎?」 被遺忘的愉快之傘 多多良小傘 小「好寂寞……難道妳都不怕咱嗎?」 早「嗯,我已經習慣了。」 小「咱們妖怪一直都很努力嚇人的說……」 早「是嗎?我怎麼聽說是努力的抓人來吃……」 小「吃是吃,不過有的妖怪吃肉,也有妖怪專門吞食內心。   要是嚇不到妳,咱就會開始飢渴了……」 早「真難為妳了。不過我現在也慢慢體會這些快感了,要嚇到我不太容易吧……」 小「快感?」 早「降妖除魔的快感呀♡」 小「嗚嗚~嚇不到人的妖怪還算是妖怪嗎……」 早「(拍拍)別那麼悲觀嘛。」 小「咱還是從今天開始變回普通的傘算了。」 早「有人會撐妳那支又破又像茄子的傘嗎?」 小「是啊,咱就是這樣才會被丟棄而變成妖怪的。唉~心理創傷……」 早「唔,我是不是太多嘴了……」 高速廢墟與巨人 Stage 3 高速浮遊艇 ?「妖精、人類,怎麼通通都聚集過來了……難道是衝著寶物庫而來?」 早「哦?有寶物庫?」 ?「多說無益!對付小賊我不會手下留情的!」 ?「想不到竟然有人類不會被我這個拳頭嚇跑……」 早「我的目的不是寶物庫,而是降.妖.除.魔♡」 早「喂,怎麼跑了呢?」 ?「要降妖除魔去找別人啦。」 早「有妖怪才能降妖除魔呀!難道妳不是妖怪?」 ?「我是啊。」 早「……來吧♡」 守護主從之巨輪 雲居一輪&雲山 一「我和人類秋毫無犯,何必找我開刀呢。   難道妳能面不改色的消滅妖怪?」 早「唔……這是為了大義之名。」 一「最近的人類真黑啊。不過話說回來,雖然我的姊姊以前也是人類,   不過她為妖怪如此犧牲奉獻……   咦……?什麼,是這巫女……?   雲山說妳在收集飛寶的碎片。」 早「嗯?什麼?」 一「抱歉,是我誤會了。   原來妳要讓姊姊復活吧,那和我是志同道合呢。」 早「呃?不,我沒有」 一「感謝妳幫我收集飛寶!接下來就請妳交給我吧!」 一「了不起,想不到世界上還有力量這麼強的人類。」 早「果然夠資格稱為妖怪,這樣就有達成目標的滿足感了。   希望等一下還會出現和妳一樣強的妖怪。 一「既然妳不願意將收集的飛寶交給我,表示妳想親自帶去讓姊姊復活吧?   來來來,請進請進。」 早「裡面一定還有值得調教一番的妖怪♡」 聖輦與不祥船長 Stage 4 聖輦船内部 早「嗯……只看到妖精而已……   我以為妖怪的根據地應該像伏魔殿一樣壯觀,   結果這裡的裝飾既過時又老土……有人在嗎?」 ?「是誰?」 早「說曹操曹操到。」 ?「請問是哪位?」 早「我是來降妖除魔的東風谷早苗。」 水難事故的念縛靈 村紗 水蜜 村「我是村紗,這艘聖輦船的船長。要降妖除魔的話,慢慢來沒關係。」 早「妳是船長?妳在這裡遊蕩的話,那誰來顧船呢?」 村「別擔心,這艘船會自動開往目的地。其實船長也沒什麼事情要做的。」 早「像新幹線一樣嗎,我知道了。那麼就趕快來吧♡」 村「趕快?」 早「賣『假』了啦,當然是降妖除魔呀。妳不是妖怪嗎?」 村「如假包換。不過很快的,以後就不用再和妳們玩這種無聊的除魔遊戲了。」 早「嗄?」 村「聖所追求的未來,是沒有爭戰的美麗妖怪世界。而妳手上的寶物能解開聖的封印。」 早「不會吧,沒辦法降妖除魔的世界?這樣多無聊啊。」 村「既然妳和妳身上的寶物上了這艘船,那我無論如何都要帶妳去魔界。   馬上就到目的地了,別想逃!」 村「看來妳降妖除魔不是嘴巴說說而已呢。」 早「我身上有帶什麼寶物嗎?」 村「就是在空中亂飛的物體,它原本是穀倉的一部分……」 早「哦,這個不是幽浮形狀的玩具嗎?」 村「幽浮?」 早「呃……那個正確名詞叫做什麼?叫做不明飛行物體吧?」 村「對,就是那個。那叫做飛寶,是飛倉的碎片。」 早「原來幽浮的真面目是穀倉的一部分啊,被以前看的雜誌唬弄了。」 村「那是傳說的弟尊遺留下來的唯一寶物。哦,可以看見目的地了。」 魔界的紅黑封印 Stage 5 魔界(法界上空) 娜「哦,妳也來到魔界了嗎?」 早「啊!小老鼠,妳還活著啊!」 娜「我才沒那麼容易就死翹翹呢。」 早「這次我一定要打的妳再也爬不起來!反正妳那麼弱。」 娜「等一下,我還有工作要做呢。在將寶塔交給大人之前,我可不能敗在妳的手上。   法力無邊、普照世間的寶塔,請賜予我無上的力量!」 早「這裡是哪裡……怎麼會這麼鬼氣森森……   我第一次遇見這麼沉重的瘴氣,這個結界也是前所未見。   我怎麼會被她帶到這邊來?」 ?「我等妳好久了!只要有妳身上的飛寶,就能解除這裡的封印了。」 早「咦?妳是誰?」 毘沙門天的弟子 寅丸 星 星「我是毘沙門天神的代理,集聖的信仰於一身的人。   只要將娜姿琳帶來的寶塔,結合妳身上的飛倉碎片,   就能解除這裡的封印,報答聖的恩情了。」 早「倉……對了,幽浮是穀倉的一部分。回去以後,這肯定能成為話題呢。」 星「好了,和我一起解除封印吧。」 早「嗯……雖然封印需要注意,不過還是先解決眼前的妖怪再說吧。」 星「妖怪?是指我嗎?」 早「不然妳以為還有誰?」 星「原來妳認為降妖除魔是正義嗎,這也是一種普世思想。」 早「我來這裡的目的,就是矯正那些不肯皈依神明的壞胚子!」 星「我是妖怪沒錯,不過我皈依了毘沙門天神。。」 早「呃,是嗎? 不管,我還是要對付妳!」 星「是嗎,那好吧。妳也有屬於妳自己的正義。   但如果妳選擇的道路是錯誤的,妳就只有屈膝於這道在魔界中   益發璀璨光明的佛法之光──這座毘沙門天寶塔之前!」 星「我輸了……看來妳的選擇並沒有錯。」 早「認輸了吧!這就是現人神的我,東風谷早苗的神蹟之力!」 星「那麼接下來妳要怎麼辦?這裡是魔界,載妳回現世的船已經失去動力了。」 早「囧?」 星「如果借助聖的力量,要回到現世倒是不難……」 早「是嗎……雖然還不太清楚,不過看來得先讓那個聖復活吧。   神奈子大神……這時候我該怎麼辦……   ……對了,去看看被封印的是誰,如果她很危險的話,就當場收拾掉她吧!」 星「所以妳願意協助我們了嗎?」 早「嗯,我願意!」 星「對了,聖她原本也是人類,所以她會幫助妳。這樣妳還能下的了手嗎?」 滅卻八苦的上人 Stage 6 法界 早「這裡是哪裡……剛才的鬼氣森森和這裡簡直不能比。到底是誰被封印在這裡呢……」 ?「法之世界充滿了璀璨的光芒……解放這個世界的人是妳嗎?」 早「哦,找到了。不好意思,我想回到原本的世界去。」 ?「這是輕而易舉的小事……想不到解除這裡封印的人,會許這麼無欲無求的願望。」 早「嗯,我是被莫名其妙拉來的。對了,妳是誰?」 被封印的大魔法師 聖 白蓮 白「我的名字是白蓮,很久以前我是個僧侶。看妳的裝束,應該是巫女吧?」 早「對,專門降妖除魔的巫女。」 白「降妖除魔……?」 早「沒錯,專門對付危害人類的妖怪。」 白「人類還真是一點長進都沒有……」 早「嗄?」 白「我一直為受到人類欺凌的妖怪擔憂。   一直以來,我都致力於開創一個人類與妖怪能平等相處的世界。   然而抗拒這個理想的人類,卻將我封印在這裡。」 早「人類與妖怪能平等相處?」 白「是的。其實神佛和妖怪並無二致,但為什麼神佛就能受到供養,   妖怪卻慘遭欺壓?這一切都是人類的私心作祟。」 早「神明和妖怪平起平坐?妳在作夢啊!」 白「妳認為降妖除魔就是妳的正義嗎?」 早「當然,不然怎麼保護世界和平呢!神奈子大神也是這樣說的!」 白「原來是這樣。既然我已經捨棄了人類身分,因此在妳的眼中,我也算是妖怪吧。」 早「那麼我就不.客.氣.了!」 白「人類真是一點長進都沒有,和我以前在寺院裡修行時一樣。   既膚淺又只會當應聲蟲!來戰吧,南無阿彌陀佛──!」 ──────────────原──文──分──隔──線──────────── 春の湊に船の影 Stage 1 残雪の道 早「空飛ぶ船を追っかけても埒が明かないですねぇ。   何か、妖精達の中に変な妖精が居ましたが、それが何を意味しているのか……」 ?「この辺に宝の反応が……」 早「きゃっ、吃驚した、さっきのネズミですか」 ダウザーの小さな大将 ナズーリン ナ「なんだ、さっきの人間か。   紛らわしい、私の仕事を邪魔しないでくれ。」 早「仕事ですって?ネズミの癖に。貯め込んだお米を一つ残らず食べたあげ、   結局、冬を越せないネズミの癖に。」 ナ「そんな事は無い。ネズミを馬鹿にするな。   ……なんだ、ここの宝の反応は、君だったようだ。   誠に残念だ。別の宝の反応を追ってみるか」 早「そうですね。ネズミだって馬鹿になりませんね。   外の世界のネズミは生体実験には欠かせない尊い生き物ですし。」 ナ「残念だが、ネズミを甘く見ると死ぬ。」 早「ああ、これが妖怪退治ですね!   ……楽しいかも知れない」 雲に潜む一つ眼の化生 Stage 2 春の雲 ?「ちょっと待ってよ~」 早「はい何でしょう?」 ?「うらめしやー」 早「……何か用でしょうか?」 愉快な忘れ傘 多々良小傘 小「……寂しいねぇ。驚いてくれないの?」 早「ええ、まあ慣れましたから。」 小「私達妖怪は、人間を驚かす為に頑張っているというのに。」 早「あれ? 私は人間を食べる為に頑張っていると聞きましたが……」 小「食べると言っても肉を食べる者もいれば、心を食べる者もいるわ。   貴方達人間が驚いてくれないと、私はひもじい。」 早「難儀ですねぇ。でもまぁ、私も楽しさが漸く判ってきた所で、驚きは特に……」 小「楽しさ?」 早「妖怪を退治する事の楽しさを。」 小「ああ、驚いて貰えない妖怪に価値なんて……」 早「まあまあ、そんなに悲観的にならないで」 小「今日から私、普通の傘に戻ろうかな。」 早「そんな古くて茄子みたいな傘、誰もささないと思いますけど。」 小「そうだった、それで捨てられて妖怪になったのよね。ああ心の古傷が……」 早「あらあら、余計な事を言ってしまったかしら。」 高速の廃墟と巨人 Stage 3 高速浮遊艇 ?「妖精やら人間やら有象無象が寄ってたかって……宝物庫狙いなの?」 早「え?宝物庫ですって?」 ?「問答無用!賊の類に掛ける情けは無し!」 ?「いやはや、あの拳を見て逃げ出さない人間がおったとは……」 早「宝物庫が目当てではなくて、妖怪退治が目当てなんです。」 早「ああ、何故逃げるの?」 ?「妖怪退治なら他を当ってよ。」 早「妖怪退治は妖怪相手にするもんです!貴方、妖怪じゃなくて?」 ?「妖怪ですけどね。」 早「……覚悟!」 守り守られし大輪 雲居一輪&雲山 一「平和に暮してるんだから良いじゃないのよ。   貴方、ようかいをころしてへいきなの?」 早「うぐぐ、そこは大義の為に。」 一「近の人間は自分勝手ね。それに引き替え我らが姐さんは人間だったと   言うのに、あんなに妖怪の為に尽力して……   ……え?何だって、この巫女が……?   貴方が飛宝の破片を集めているって、雲山が言っているわ。」 早「え?突然何の話?」 一「ごめんなさい、見誤っていたわ。   姐さんを復活させようとさせていたのね。私も同じ目的を持った同士よ。」 早「え?いや、そんな。」 一「飛宝を集めてくれて有難う!後は、それを渡してくれれば良いのよ!」 一「素晴らしいわ、今の世にもこんな人間が居たなんて。」 早「妖怪らしい妖怪でしたね。これは達成感あります。   これから先もこんな妖怪ばかりだと良いですわね。」 一「集めた飛宝を私に渡してくださらない。という事は、   ご自分で持ち込んで復活させたいという事ですね?   ささ、どうぞどうぞ中へお入りくださいませ。」 早「中には退治しがいのある妖怪が居るに違いない。」 聖輦と不吉な船長 Stage 4 聖輦船内部 早「うーん、妖精ばっかで他に誰も居ないわねぇ……   妖怪のアジトって、もっと伏魔殿みたいなものを想像していたんですけど、   何か装飾も古風で地味だし……誰か居ませんかー」 ?「誰か居るの?」 早「居た。言ってみるもんね。」 ?「どちら様?」 早「妖怪退治に来ました東風谷早苗という者です」 水難事故の念縛霊 村紗 水蜜 村「私は村紗、この聖輦船の船長です。妖怪退治は間に合っていますわ」 早「船長さんですか。良いんですか? こんな処を彷徨っていて」 村「ええ、自動的に目的地に向かうようになっていますから。   実は船長っていってもやること殆ど無いのです。」 早「そうですか、新幹線みたいですね。それでは早速。」 村「早速?」 早「嫌ですねぇ、妖怪退治ですよ。貴方、妖怪ですよね?」 村「妖怪でーす。でも、その煩わしい妖怪退治ももうすぐ終わる。」 早「へ?」 村「聖が望む未来、それは争いのない美しい妖怪世界。   貴方が持ってきた宝で聖の封印を解く事が出来るのですから。」 早「ええっ? 妖怪退治の無い世界?それは困ります。」 村「貴方と貴方の持っている宝がこの船に乗っていれば、私は魔界に連れて行くだけ。   さあ、もうすぐ目的地ですよ。逃がしません!」 村「だてに妖怪退治をしている訳じゃないのね。」 早「私の持っている宝って何?」 村「勝手に浮遊している物体です。元々は穀倉の一部でしたが……」 早「ああ、これってUFO型のおもちゃじゃないの?」 村「UFO?」 早「えーっと、何でしたっけ?空飛ぶ謎の物体、ってあれ?」 村「ええ、そのものですね。それが飛宝、飛倉の破片なのです。」 早「UFOの正体は穀倉の一部だったのねー。昔見た雑誌に騙されてたわー」 村「伝説の弟様が残した唯一の宝物ですよ。さあ、目的地が見えて来ました。」 魔界の赤黒い封印 Stage 5 魔界(法界上空) ナ「おや?君も魔界まで来たのかい?」 早「あ! ネズミ、まだ生きていたのね!」 ナ「そう簡単にやられはしないよ。」 早「今度こそ、二度と起き上がれなくしてやるわ!貴方、弱かったし。」 ナ「おおっと、私にはまだやるべき事がある。   この宝塔をお渡しするまで、君にやられる訳にはいかないんだ。   ちょっと、その力をお借りするとしよう。法の力で世界を照らすこの宝塔を!」 早「ここは一体……禍々しいにも程があるわね。   感じたことのない空気感、見た事もない結界。   何で私はこんなとこに連れられたのかしら?」 ?「貴方を待っていたわ!貴方の持っているその飛宝。   それがあれば、ここの封印は解けます。」 早「え? 誰?」 毘沙門天の弟子 寅丸 星 星「私は毘沙門天の代理、聖の信仰を一身に受けていた者です。   ナズーリンが持ってきたこの宝塔と貴方の持ってきた飛倉の破片が揃えば、   ここの封印を解く事が出来ます。聖への恩を返す事が出来るのです。」 早「倉……そう、UFOは倉だったのよね。この話を持ち帰れば盛り上がるわー」 星「さあ、私と一緒に封印を解きましょう。」 早「さてと、封印も気になるけど……まずは目の前の妖怪を退治しないとね」 星「妖怪?私の事ですか?」 早「他に誰が居るのかしら?」 星「貴方は妖怪を退治する事を正義とするのね。それもまた普遍的な考え方である。」 早「神に帰依しない者を矯める為に、私がここに居るのです!」 星「私は妖怪ですが、毘沙門天に帰依しています。」 早「あ、あれ? でも、退治して見せますわ!」 星「そうですか、それも良いでしょう。貴方には貴方の正義がある。   ただ、もし貴方が道を誤っているのであれば、   魔界に有りてなお輝き続けるこの法の光──   この毘沙門天の宝塔の前にひれ伏す事になるでしょう!」 星「負けた……貴方も間違ってはいないというのね。」 早「参ったかー! これが人間にして神である私、東風谷早苗の力よ!」 星「それでは、貴方はこれからどうするのですか?   ここは魔界です。貴方を現世に戻す為の船も、今はエネルギー切れ。」 早「え?」 星「聖の力なら貴方を元の世界に戻す事は容易だと思いますが……」 早「そ、そう。何者か判らないけど、その聖を復活させなきゃいけないのね。   神奈子様……こういう時はどうすれば……   ……そう。その封印された奴を見て、危険なら退治すれば良いだけね!」 星「協力してくれますね?」 早「ええ!やりましょう!」 星「ちなみに、聖は元々人間だし、人間の味方ですけどね。   それでも貴方は妖怪退治出来るのかしら?」 八苦を滅した尼公 Stage 6 法界 早「ここは一体……さっきまでの禍々しさが嘘の様だわ。   一体、どんな人がここに封印されているのかなぁ。」 ?「ああ、法の世界に光が満ちる。貴方がこの世界を解放してくれたの?」 早「あ、居た。 あのう、私を元の世界に帰して欲しいのです。」 ?「はあ、そんなこと簡単そうですが……   ここの封印を解いてくれた人にしては欲のない要望なのね。」 早「ええ、気が付いたらこんな処に居まして。ところで貴方は?」 封印された大魔法使い 聖 白蓮 白「私の名は白蓮、遠い昔の僧侶です。貴方は見たところ巫女の様ね?」 早「ええ、妖怪退治をする巫女です。」 白「妖怪退治……?」 早「ええ、人間を苦しめる妖怪を退治しているのです。」 白「……人間は変わっていない。」 早「はい?」 白「私は、人間に虐げられていた妖怪を憂えているのです。   人間と妖怪が平等に暮らせる世界、それを目指し、尽力して来ました。   しかし、それを拒んだ人間によって封印されてしまったのです。」 早「人間と妖怪が平等に?」 白「ええ、神も仏も、妖怪との違いはない。それなのに何故妖怪は退治され、   神様は信仰されるのか。それは、人間の都合でしかない。」 早「神様と妖怪が同じですって?そんな訳有るもんですか!」 白「貴方は妖怪退治を正義とするのですね?」 早「ええそうよ。そうしないと平和は訪れないわ! そう神奈子様も言ってたもん!」 白「そうですか、私は既に人間を辞めた者。貴方から見たら妖怪と言えるでしょう。」 早「では退治させて頂きます!」 白「私が寺にいた頃と人間は変わっていないな。   誠に浅く、付和雷同であるッ!いざ、南無三──!」 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 123.194.208.5

08/19 19:24, , 1F
不管AB早苗都一樣暴力XD
08/19 19:24, 1F

08/19 21:41, , 2F
早苗A型態: 模式=w=+
08/19 21:41, 2F

08/19 21:57, , 3F
這個早苗壞的好徹底.....
08/19 21:57, 3F
文章代碼(AID): #1AYy0zUe (Touhou)