[劇情] '2001 怒チーム--背景故事
http://yyuio89.secret.jp/kof/2001story4.html
星の無い夜。
一個沒有星星的夜晚。
地上では賑々しく、大勢の作業員と建設用機械がうごめいていた。張り巡らせた防塵用
シートに「Ｋ．Ｏ．Ｆ．２００１会場」の文字が踊っている。その建設現場を一望でき
る高台の雑木林から、息をひそめ、それを見つめている者達がいた。
地面上還是一片忙碌，一大群的作業員以及建設用機械還在啟動中。寫有「Ｋ．Ｏ．Ｆ．
２００１會場」文字的防塵標語在四周圍飄動著。在能夠完全望到這個建築工地
的雜木林高台上，有幾個人正在隱藏著呼吸聲並凝視著工地。
「（どうだ？見えるか、レオナ？）」
「（如何？看得到嗎，蕾歐娜？）」
「（何も・・・）」
「（甚麼都沒・・・）」
「（さっきもそれ言ってたぞ。それで？）」
「（你剛剛也這樣說耶。還有呢？）」
「（特別なものはない・・・）」
「（沒甚麼特別的・・・）」
暗視スコープをのぞきながらレオナが答える。
蕾歐娜一邊窺視，一邊回答道。
「（どういうこった。今度の大会のスポンサーにはネスツの息がかかっているんだぞ？
何もないわけがねえ）」
「（這怎麼回事。明明這次大會的贊助商就有NESTS的影子不是嗎？怎麼可能甚麼線索都
沒有）」
「（・・・）」
「（・・・）」
前の大会・・・瓦礫の中に消えたあいつ・・・形見とも言えるムービーデータを見てい
たあの時の思い・・・だが、その後、諜報部からあいつが生きているという情報が入っ
た・・・本当にあいつは生きているのか・・・
上次大會・・・那傢伙消失在瓦礫中・・・每次看到這捲影像帶就會想到當時的情影・・
・不過，後來諜報部隊傳來那傢伙還活著的消息・・・她真的還活著嗎・・・
「（大佐・・・大佐）」
「（大佐・・・大佐）」
「（あ、ああ、すまん。そうだな、今日のところは引き上げる。レオナ！クラークと合
流するぞ）」
「（啊、歹勢。沒辦法，今天就到此為止，回去吧。蕾歐娜！去和克拉克會合吧）」
「了解」
「了解」
------------------------------------------------------------------------------
目の前に広がるコバルトブルーの海、漆喰と日干しレンガで作られた白い街並み。日本
辺りの旅行雑誌に特集記事でも組まれそうなこんな街にも、傭兵部隊の諜報拠点に使う
隠れ家がある。
眼前是一處廣闊的深藍色的海面， 與石灰和背日光照射過的熱土造成的白色街道交織。
像這樣可以登上旅行雜誌特刊的日本周邊景色，也同樣是傭兵部隊的諜報據點。
「クラーク。どうだ、そっちは？」
「克拉克。如何，你那邊有線索嗎？」
「収穫なしですよ。軍の回線でも調べましたが、今回のＫ．Ｏ．Ｆ．が公式大会である
ことは間違いありません」
「毫無收穫。雖然我也調查過軍方的網絡，不過這次的Ｋ．Ｏ．Ｆ．和往常的普通大會沒
甚麼差別」
「そうか。それでネスツはどうなんだ？」
「是嗎。那NESTS到底在是怎麼回事？」
「今回のＫ．Ｏ．Ｆ．のスポンサーにネスツの息がかかってるのは間違いないんですが
、目的が不明です」
「這屆Ｋ．Ｏ．Ｆ的贊助商的確有NESTS的影子在，這一點毋庸置疑，但目的不明」
「バカな！ネスツは前の大会で街一つブッつぶしたんだぞ？目的が無いわけねえだろ！
」
「怎麼可能！NESTS在上屆大會可是毀了一個都市耶？哪可能沒有目的！」
「でも、報道では人工衛星落下事故・・・」
「可是，新聞是報導成人工衛星墜落的意外・・・」
レオナがつぶやく。
蕾歐娜輕聲地說。
「くそっ、これじゃ、手の出しようがねえ！」
「可惡，這樣是要我們怎麼著手啊！」
バンッとラルフが机を叩きつける。
拉魯夫不爽地揍了桌子一拳。
「にぎやかだな」
「很熱鬧嘛」
皆が一斉に声のした方へ振り向いた。すると、いつのまにかドアの前に眼帯をした男が
立っている。傭兵部隊を率いるハイデルンであった。
所有人一起轉身往聲音的方向。一看，門邊不知幾時站著一名帶著眼罩的男子。那就是率
領傭兵部隊的海德倫。
「教官！」
「教官！」
「これを見ろ」
「你們看看這個」
ハイデルンは分厚い書類の束を机の上に置いた。そのトップページには、部隊内でのト
ップシークレットを意味する３つの「Ｓ」が記されている。ラルフは書類の束をひった
くる様に読み進めた。読み進めるうちに、ラルフの顔色は紅潮し、ついにはうめく様に
つぶやいた。
海德倫將一疊厚重的文件放上桌。而第一頁則標示了在部隊中代表機密的「S」。拉魯夫
開始讀起了文件。隨著閱讀，拉魯夫臉色紅了起來，終於像呻吟般喃喃地道。
「こりゃあ、一体・・・」
「這到底是・・・」
ラルフの手元をクラークとレオナがのぞきこむ。そこには偵察衛星から撮影されたと思
しき一枚の写真が貼付されていた。写真には、新型のジャマーの影響だろうか、ひどい
ノイズがかかっていた。これでは詳細の判別は不可能だが、巨大な黒い影、とだけは見
てとれた。
克拉克和蕾歐娜往拉魯夫手上的文件看去。上面有一張疑似從偵查衛星上拍到的照片。而
這張照片，可能是被新型的干擾器影響，雜訊很嚴重。雖然無法判斷出詳細內容，但可以
看到一個巨大的黑影。
「それがこちらの唯一の手がかりだ。それと、後はこれだ」
「這就是我們唯一的線索。還有，接下來這個」
ハイデルンは、Ｋ．Ｏ．Ｆ．のパンフレットと大会参加チケット４枚を取り出した。
海德倫從Ｋ．Ｏ．Ｆ的手冊中取出四張邀請函。
「４枚ですって？教官、参加するにはメンバーが足りませんよ。前は・・・」
「四張？教官，這次參加人數不夠喔。之前是有・・・」
「クラーク、パンフレットの参加者一覧を見てみろ」
「克拉克、你們看一下手冊中的參加者一覽表」
三人は言われた通り、参加者一覧のページを目で追った。
三人照著海德倫的吩咐，翻到參加者一覽的頁次。
「ムチ子！？」
「鞭子！？」
ラルフが場に似合わない頓狂な声を挙げた。
拉魯夫近乎抓狂的聲音，和當場的氣氛極不相稱。
「そうだ。正真正銘、本物のウィップだ。裏もとってある」
「沒錯，貨真價實，就是Whip沒錯。我們也拍到她背面的照片了」
「あんにゃろ！連絡もよこさねえで！」
「該死！都沒和我們聯絡！」
「それだけではない。エントリーチームを見てみろ」
「不只這個。你們再看一下隊伍名錄」
そして、さらに驚くべき事に大会エントリーチームの名前の中には・・・
然後，隊伍名錄中出現更令人吃驚的隊伍名稱・・・
「何！？ネスツチームだと？」
「甚麼！？NESTS隊？」
「ネスツは完全な秘密組織・・・ごく一部の限られた者にしかその存在は知られていな
いはず・・・」
「NESTS是完全的秘密組織・・・照理說只有極少數的人知道才對・・・」
ポツリとレオナが言う。
蕾歐娜輕聲地發言。
「しっかし、ムチ子が大会参加者に名前を載せているという事は、すでにチームを組ん
でいるはずだ。教官、俺達は誰をチームメンバーに？」
「不過，鞭子已經被登記在大會參賽者的名錄裡，應該是代表她已經參加別隊了吧。教官
，我們的隊員還有誰？」
「今回は私がお前達と共に大会に参加する」
「這次我和你們一起參賽」
「ヒュー！そいつはスゲエや！」
「噫～！太屌了！」
「軽口はここまで。全員ブリーフィングルームに集合！」
「現在開始嘴巴放規矩一點。全員到簡報室集合！」
「ハッ！」
「是！」
三人はハイデルンに一斉に敬礼した。今回の任務、一体どうなるのか。敬礼しながらラ
ルフは思う。しかし、やるしかない。そう、自分達はやるしかないのだと。
三人一同向海德倫敬禮。這次的任務，到底會發展成甚麼樣子呢。拉魯夫一邊敬禮一邊這
麼思考著。不過，也只能硬著頭皮上了吧。沒錯，我們只能勇往直前了。
--
※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
◆ From: 59.115.199.209
推
01/11 20:29, , 1F
01/11 20:29, 1F
推
01/11 21:25, , 2F
01/11 21:25, 2F
推
01/11 22:27, , 3F
01/11 22:27, 3F
推
01/11 22:57, , 4F
01/11 22:57, 4F
推
01/11 23:27, , 5F
01/11 23:27, 5F
推
01/12 01:43, , 6F
01/12 01:43, 6F
推
01/12 02:09, , 7F
01/12 02:09, 7F
推
01/12 05:54, , 8F
01/12 05:54, 8F
推
01/12 15:58, , 9F
01/12 15:58, 9F
推
01/12 19:54, , 10F
01/12 19:54, 10F