[情報] 緒方恵美の、銀河で、ホエホエ。vol.37

看板MegumiOgata作者 (HARUKA)時間19年前 (2005/06/07 11:20), 編輯推噓1(100)
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昨天就收到了 不過沒空PO上來 有興趣的大家看看吧~ 看一個40歲的女人回憶她目前為止的一生...XD --- ◆◇ 「 緒方恵美の、銀河で、ホエホエ。」 ◇◆   2005年06月06日発行                   vol.37「What's someone?」  ・・・ついに。  ついについについに、来てしまった。  ○△回目の18歳の誕生日が・・・!! ←(笑)  いつもと変わらぬ爽やかな目覚め。  なんだかカラダが元気いっぱいだったので、早朝からベランダガーデニング、ゆっ たりした気持ちでコーヒーを挽き、ホッとひと息、、、、  というのは、とっても表向きのコメント。  実際の所は、昨日のニュースで「今週半ばから東京も梅雨入り」と聞き、ヤバイ、 ずっと放置プレイだったベランダをなんとかせにゃ、って、火曜は一日仕事だから明 日しかないジャン! と、大あわてで必要なモノを買い込み、午前中一杯かけていろ いろ整えた、というのが、正しいトコロである。  大台を超えようが何しようが、そういう性格はちっともかわらない。  もうチョット大人になれていることを期待していたのに。  ←(無謀)  ヤレヤレである。  中高一貫教育の学校に通い始めた中学一年の頃、同じ校舎にいる高校三年の先輩が、 とても眩しかった。  堂々として、優しくて、穏やかで、とってもオトナに見えて・・・自分も18になっ たらあんな風になれるのだと、憧れとともに待ち遠しく思っていた。  でも高三になってみると、オノレのあまりのコドモぶりに愕然。  何もないくせに自信が欲しくて、あるそぶりをしてみたり。分かった風を口にしな がら背伸びして、突っ張って、イキがって・・・そんな自分を嫌悪して。  大学生になったら、20歳になったら、社会人になったら、結婚したら、ある程度の ステイタスが得られたら、「オトナになれるかもしれない」と思いながら、とうとう このトシになってしまった。  が、結局、コレである。  これからも、子供ができようが巣立たせようが、50になろうが還暦を迎えようが金 婚式(できるのか!?)を迎えようが、きっと変わらないんだろう。  変わらない自信だけは、ある! ←(爆)  ・・・せめてもうチョット円熟味が加わると、いいんだけど。  振り返ってみたら、仕事も、そうだった。  芝居の世界に触れ、魅力に憑かれ、「何となく好き」から「仕事にしたい」と思っ たあの頃。  芝居をやり続けられさえすれば、何もいらないと思っていた。  でもそれは、とっても表向きのコメントだったように思う。  カッコイイから。  “全てを捨てて「好き」なものに没頭する自分”に、陶酔していたのだ。  親に勘当を喰らって、家を飛び出しても、極貧で台所で身体を洗うような生活をし ていても、それでも「好きなモノを追う」というシチュエーションに、酔っていたの だと思う。  かといってその「表向き」がウソだったワケではない。  本当にその時はそう思っていたのだ。  でも、その裏にある自分の気持ちに、気づかなかった・・・というか、それを見つ めるよりも、周りの人の気持ちを汲んだりするよりも、ただ、自分が芝居をしていた い気持ちの方が優っていた。  それくらいワガママで、コドモだったのだ。自分は。  「何か」に飢え、「何か」を渇望し、「何か」を求めてひたすらに進み。  進んでいくことで、自分が欲しい「何か」が、手にはいるような気がしていた。  そんな風に、実際には私は、「何かが欲しくて」動いてきたのだと思う。  売れない舞台役者だった頃、芸能界が眩しく見えた。  頑張ってレッスンを積み重ね、やっとオーディションを通っても、良い役はみんな、 大手の芸能事務所に所属している人のものになってしまう。  あの人達はコネがあるんだもの、いいよね、と同じような大部屋役者と言っていた。  もちろんコネもあるだろう。でも大きな事務所にいるということ=既にひとつの振 り落とし作業に残っている「選ばれた人」(それだけではまだ「とっても大ザル」す ぎる振り分けなのだが(^^;)、であり、それさえない自分はどうなの? という事 実よりも、アホウな自意識の方が優っていたのだ。  「自分も、もっと、こうならば」「良くなっているかも、しれないのに」。  漠然としたイメージから勝手に推測しただけの、茫洋とした憧れと、羨む心。  その純粋さと卑屈さは、あの、中一の時に高三の先輩を見た時と、近い気がする。  劇団に入れたら変わるかもしれない。事務所に入れたら変わるかもしれない。  何か役がもらえたら、大部屋でも芝居で食べられるようになれたら。名前のある役 がついたら、セミレギュラーがとれたら、レギュラーがとれたら、主役になれたら、 人気が出たら、売れっ子になったら、そしてその業界で(たとえば人気声優)NO.1 に1度でもなれたら、、、  どんなに辛くても、そこまで、頑張ることができたら。  その時に、その「何か」が得られるのではないか。  そう、思っていた。  でも実際は全部、そうじゃなかった。  イヤ、それでそう思える人もいるのかもしれない。  もちろんその時点ごとに得られるモノはそれぞれあったが、私が欲しかったモノで はなかった。  じゃあ、その「何か」って何?  わかったのは、「お金」でも「地位」でも「(安易な)安定」でもないってこと。  考えて、考えて、また進んで、立ち止まって、考えて・・・。  その答えらしきものの輪郭が、最近になって、おぼろげながら、やっと見えてきた ように思う。  おかげで、この誕生日を迎えた今は、だいぶ、肩の力が抜けてきた。  それだけは確かだ。  少なくとも、長年の肩こりが「自覚」できるようになったくらいには!(笑)  (前はこりすぎていて、マッサージを受けて初めて自覚するほど「岩」だったのだ)  また、歩いて行こう。  見えないけど、見えないから、楽しい道を! ------------------------------------------------------------------- ☆ オガタ → 読者の皆さまへ ☆  ホントウはもっと違うことを書こうと思ってたんですが、なんだか、  いつの間にかこんな文章になってしまいました(ˆˆ;  自分のエッセイなのですが、読者の皆さんのために、、、というよりは、  自分自身のためだけに書いてしまった気がします。  でも、今日は、誕生日なので、、、お許し下さい(ナンダソリャ)。  私の肩の力が抜けたのは、この間のライブが本当に大きかったでした。  この国の中では、「想い続けていれば夢は叶う」という言葉は、昨今、  若いウチにしかありえないんじゃないかと思いかけていましたが、、、  夢は、やっぱり叶うんだな、と思いました(笑)。  若い時見た夢と、その実現の道のりより、またひとつ「深い」叶い方。  夢に立ち会ってくれたみなさん、ありがとうございました・・・!  会えなかったみなさんには、次の時に、その分をもう、どばーっと!  愛のシャワーで、ざばーっと!(笑)  ・・・いつまでたってもアホウでスミマセン。  やっぱり思っていたのとは違う、このトシの自分です(ˆˆ;  よろしければ今後とも、よろしくお願い致します。 ● あの「ふしぎ遊戯」の新シリーズ、「ふしぎ遊戯 玄武開伝」に、室宿  (ハツイ)役で出演! ドラマCDですがシリーズモノです。  今までに演った役の中でも最強に気弱な男の子!(笑)  楽しく演っています。よければぜひ触れてみて下さい。 ● テレビ東京系列の新番アニメ「エレメンタル・ジェレイド」「円盤王女  ワるきゅーレ 星霊節の花嫁」、よろしくお願いします!   その他も詳細はとにかくホームページにて。   もろもろ、よろしくお願いします。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 140.112.224.163

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果然是不惑之年
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