[邊緣] 已刪文
悲しいことがあるたびに気付いていた
間違っていたのは僕の自尊心だ
風切った身体が嫌に疼いていた
遠くを行く君が待っている気がした
銃身をつきつけられたみたいに焦るままで生きている
死んでいたのは奴らの夢だ
間違ってない 間違ってない筈だ
あぁ この胸がつかえるのも
行って もう行ってしまえたら
君のままだ たぶん僕のままだ
反った対岸の向こう側 君の影が見えた気がして
その群青が愛しかったようだった
苦しいことがあるたびに想っていた
約束なんてのは所詮希望論だ
通学街 泳ぐ魚に海岸線
水上を歩くみたいに走っている
言って もう言ってしまえよもう
君が消えた 空はあの日のままだ
反った対岸の向こう側 君の影はいつの日だって
そうだ、そうだ そうだった
その群青が愛しかったようだった
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