[劇情] XI─背景故事:主人公チーム

看板KOF作者 (鴉)時間10年前 (2013/11/18 22:11), 編輯推噓5(503)
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主人公チーム ストーリー/主角隊 背景故事 アイルランドの首都、ダブリン。 万年ヨーロッパで最も経済発展の著しい、古くて新しい都市。 1万年以上前には氷河に覆われていたこの大地だが、海流の影響で冬の寒さはそれほど 厳しくはない……はずだった。 「……シェンのウソつき」 「俺は『それほど』寒くないって言ったんだぜ、アッシュ」 申し訳程度のコートを体に密着させて、アッシュは小刻みに体を動かしていた。 愛爾蘭的首都─都柏林。 這萬年以來,是歐洲諸國中經濟發展最為卓著,古意盎然又銳意創新的都市。 在這片1萬多年前仍被冰河所覆蓋的土地,因為海流的影響,冬天的氣候理應不會太過嚴 寒……理論上是這樣子沒錯。 「……神這個大騙子」 「我只是說沒有冷到『那麼誇張』而已啦,亞修。」 僅用單薄的外套緊罩住身子,亞修不斷微微活動著身體。 穏やかといっても、モスクワや北海道とはほぼ同経度のこの都市だ。 冷え込むときはしっかりと冷え込む。 二人はグラフトン・ストリートを外れ、小路に入った。 アイルランドにはパブが多い。その小路にも数軒が小さな看板を掲げていた。 彼らはそのひとつを選んで、ドアを開いた。 カウンター席にテーブルが数十個。 まだ夕刻と呼べる時間ではないが、店内には何人かの客がいる。 雖說天氣和煦,這裡也是跟莫斯科和北海道幾乎同緯度的都市。 寒冷的時節確實是天寒地凍。 兩人離開了格拉夫頓街,走進小巷。 愛爾蘭的小酒館十分多。在這種小巷弄中也有數家打著小招牌的店面。 他們選了其中一家,推門而入。 吧台旁有數十張張桌子。 雖說仍不到傍晚時分,店內已有數位客人。 典型的なアイリッシュ・パブで、客も近所の人間なのだろう、寛いだ雰囲気があった。 その一卓に、カードを並べている初老の紳士がいた。 「おいアッシュ、あいつじゃねえのか?」 「かもね」 「おいそこの…… えーとだな『シャムロックの花は咲きましたか?』」 ソリテアに興じていた初老の紳士は、手を止めてシェンに目を向けた。 「……どなたかと待ち合わせのようですね」 老紳士は怪訝な表情だ。 在這典型的愛爾蘭小酒館中,客人想必也是鄰近住戶吧,店內洋溢著輕松愜意的氛圍。而 其中一張桌子,有位正排著卡牌的中年紳士。 「喂亞修,是那傢伙嗎?」 「或許呢。」 「喂那邊那位…… 記得是『白花三葉草之花可已綻放?』」 正沈浸於孔明棋中的中年紳士,停下手眼睛望向神。 「……看來似乎在等什麼人呢。」 老紳士露出了詑異的表情。 「チッ ハズレかよ。邪魔したな、オッサン」 アッシュは既にカウンター席に座っている。 「えーと、スタウト(黒ビール)といきたいところだけど、何か暖まる物ってない?」 カウンターの内側でポテトをマッシュしていた店主が、愛想の良い笑顔で迎えた。 「こう底冷えする時にはアイリッシュ・コーヒーが一番ですよ。旅行者の方ですか? ようこそダブリンへ」 「ああ、そいつを俺にもな」 アイリッシュ・ウィスキーをベースに、砂糖、生クリーム、コーヒーを 加えたホットカクテル。手慣れた手つきで出されたその香りがパブに広がる。 「啐,猜錯了啊。抱歉打擾到你了,大叔。」 亞修則已經過去坐在吧檯桌了。 「那個,雖然想來杯烈啤酒(黑啤酒),有沒有什麼東西能夠暖暖身子的呢?」 正在吧檯內側將馬鈴薯攪成泥的店主,露出和藹的笑容迎上來。 「像這種冷徹的時節,來杯愛爾蘭咖啡是最棒的了。您們是旅客嗎?歡迎來到愛爾蘭。」 「啊啊,同樣的也給我來上一杯吧。」 以愛爾蘭威士忌為基底,加上砂糖、生奶油、咖啡調和而成的雞尾酒。熟練地完成後, 其香氣在整間小酒館內彌漫開來。 「お時間があるようでしたら、ひとつ、いかがです」 先ほどの初老の紳士が、カードを切りながら二人を誘った。 改めて見てみると、かなりの上背のある男だ。手も足も細いが、ひ弱というわけではな い。筋の通った実質本意の延しさを感じさせるが、人当たりは悪くない。 「へっへっへ、いいねぇ。一勝負と行こうぜ!」 「まーったく。シェンは勝負事に目がなさすぎだヨ」 「ポーカーでいいかい? おっと、お土地柄からするとブリッジだったか」 「それはイギリスですよ。ポーカーで構いません。では……」 「若是時間容許的話,來玩一把如何呢?」 剛剛的那位中年紳士,手邊切著牌邊邀請兩人。 重新打量一番,是位身形頗為高窕的男子。雖然手腳稍嫌細瘦,但絕非贏弱。雖然看上去 讓人感到有些過長,但給人的印象並不壞。 「嘿嘿嘿,好哇。來玩一場吧!」 「真是的。神的眼裡就只有分勝負這檔子事。」 「撲克牌可以嗎? 喔唷,要入境隨俗的話該玩橋牌吧。」 「那是英國才對吧。玩玩撲克牌是無妨。那麼就……」 二人の前に配られる一枚一枚のカードが、定規でも当てたかのように整然と5枚配られ た。 「一枚配るごとにベットしてもよろしいのですが、まずは軽く。……オープン・ザ・ゲ ーム」 「……」 シェンの表情がまっさきに変化した。ニヤニヤと笑み崩れて、いかにもといった様子で ある。 アッシュもヘラヘラと笑っているが、これはいつものことだ。 典型的なポーカーフェイスの初老の紳士と比べると、妙な取り合わせではある。 往兩人的面前派發一張張的卡牌,像是用定規丈量過般,有條不紊地配發了5張。 「每配發一張時可以下注,一開始先賭小一點吧。……Open.The.Game。」 「……」 神臉上的表情有了變化。忍俊不禁偷笑起來,看來是握了一手好牌。 亞修也是一副笑臉盈盈的樣子,不過他一直以來都是這個樣子。 與典型撲克臉的中年紳士相比,實在是相當奇妙的組合。 「俺はもちろんベットするぜ」 「……降りましょう」 「なんだよ、いきなりそりゃないだろうよ」 不満げに投げ出されたカードが全て上を向いている。キング、5、キング、5、5。 「申し訳ありませんね。では、次を」 初老の紳士は、音もなく鮮やかにカードを回収した。 「あのさ、シェン」 「なんだよ」 「我當然是要下注啦。」 「……我就不跟了。」 「什麼嘛,沒有一下子就這樣的吧。」 不滿地將手上的牌組往桌面一攤。K、5、K、5、5。 「真是不好意思呢。那麼,下一回合。」 中年紳士不發出半點聲響,將牌組嫺熟地收回。 「我說啊,神。」 「幹嘛啦。」 「ポーカーフェイスって知ってる?」 「バカにすんじゃねえよ、知ってるに決まってんだろが」 「ま、いいけどネ」 紳士は、どこのマジシャンかといった手際でシャッフルして見せた上で、最後はアッシュ にカットさせた。乾いた音が小気味良い。 「すごいカード捌きだね。お金払ってもいいくらいだヨ」 「これは恐れ入ります」 再びカードが配られ始めた。 「你知道什麼叫撲克臉嗎?」 「別把我當成是傻瓜,我當然知道啊。」 「嗯,那就好。」 紳士用像是變魔術一般的高超手法洗完牌,最後讓亞修切牌。俐落的聲響讓人感到心情愉 悅。 「這洗牌的手法還真是出神入化呢。好到都讓人禁不住想掏錢了。」 「這可不敢當。」 重新再開始派發卡牌。 「ところでさ……。 『シャムロックの花は咲きましたか?』」 「おいアッシュ、それはもう聞いたぜ」 「『春まで待てば咲きますよ』」 「なっ…… テメェ! さっきは何で」 「オープン・ザ・ゲーム」 ぶつぶつと納得出来ないシェンは、カードを確認してさらに不満を募らせた。 「チッ!」 「だ~からぁ、シェン」 「話說回來……。 『白花三葉草之花可已綻放?』」 「喂亞修,那個我已經問過啦。」 「『待到春日便盛開。』」 「什……你這傢伙! 剛剛幹嘛不回。」 「Open.The.Game。」 嘟噥著老大不高興的神,在確認過牌組後更加不痛快了。 「啐!」 「就~說了,神。」 「ポーカーフェイスだろ? わかってるよ! それよりさっきの」 「それはあとあと。まずは勝負だヨ。あ、ボクはベットね」 「ケッ、面白くねぇ! 俺は降りるぜ」 「……レイズ」 初老の紳士は、掛け金の上乗せを申請した。 しかし紙幣もチップらしき物も、テーブルの上に乗せる気配は無い。 色のついたメガネに店内の照明が反射して、その瞳の動きは伺えなかった。 あるいはわざとその角度を計算しているのではないか。 「撲克臉是吧? 我知道啦! 比起這個剛才的。」 「那個待會再說。現在牌局優先。啊,我要下注。」 「哼,不好玩! 我不跟了。」 「……加注。」 中年紳士,要求提高所押的賭注。 然而在桌上,並沒有看到任何類似紙幣或代幣之類的事物。 有色眼鏡在店內的照明反射下,無法看見其視線的動向。 莫不是這也在他的精心算計之中吧。 「フーン。じゃ、ボクもレ・イ・ズ♪」 「さらにレイズ」 「ベットラウンドは2だっけ? じゃ、もう1回レイズ~♪」 レイズを重ねる二人だが、テーブルの上に紙幣もチップも重ねられる気配はない。 ここまできたところで、初老の紳士はテールの端に置かれていた 小さなウィスキーグラスを傾けた。 「哼。那,我也要再加.注♪」 「再加注。」 「下注回數是僅限2回對嗎? 那,我再來加一注~♪」 兩人雖然一再加注,但桌面上完全沒看到紙幣或是代幣。 走到這一步田地,中年紳士已無法再追加了。 他微微地傾斜著手中的威士忌玻璃杯。 「なぁアッシュ、お前、一体何を賭けてやがる」 「この人とKOFを一緒に闘ってもらえるかどうかってことだヨ。言ってなかったっけ?」 「聞いてねぇよ。じゃ、お前が負けたらどうなるんだ」 「タダで報酬をあげるだけ。勝ったら報酬も払うけど、KOFに出場してもらう」 「どっちに転んでも丸損じゃねえか」 「とっくに引退したカーネフェル使いを現役復帰させるんだから、そのくらいは、ネ」 「喂亞修,你到底是想要賭些什麼啊。」 「賭是否會跟這個人一起在KOF出場戰鬥啊。我沒說過嗎?」 「才沒說過咧。那你輸了的話要怎麼辦啊。」 「就免費給他報酬囉。若是贏了的話我也會支付報酬,希望你可以在KOF中出場。」 「不論選哪個不都穩賠不賺嗎。」 「為了要讓已經引退的卡涅菲爾高手再次重出江湖,不做到這樣不行呢。」 カーネフェル? 聞きなれない単語を聞き返そうとしたシェンだったが、紳士のゲーム は淀みなく、口を挟むタイミングを逸した。 「よろしいですか? では……ショウ・ダウン」 シェンはアッシュのカードに身を乗り出した。 ジャック、クィーン、7、7、7。スリーカード。 「……どうやら私の負けのようですね」 自らのカードを伏せたまま、初めて初老の紳士が表情を変えると、グラスの底のウィス キーを飲み干した。 卡涅菲爾?神聽到未曾耳聞的單詞而想一問究竟,然而紳士的手上牌局不停,沒有讓他有 能夠插嘴的餘地。 「好了嗎? 那麼……Show.Down。」 神探身望向亞修手上的牌組。 J、Q、7、7、7。三條。 「……看來是我輸了呢。」 直接覆蓋上手中的牌組,中年紳士的表情首次有了變化,將玻璃杯中的威士忌一飲而盡。 「私の名はオズワルド。この仕事、お引き受けいたしましょう」 アッシュと、そして不承不承ながらシェンも、オズワルドの差し出した手を取り握手を 交わし、交渉は成立した。 「さて、細かい話も詰めておかねば……。場所を変えましょう」 三人は席を立つと同時に、手が空いていた店主が席を片づけに来た。 アッシュはテーブルの上に数枚の紙幣を置いた。 「マスター、ごちそーさま。おいしかったヨ。メルシー♪」 「我的名字是奧斯華。這個工作,我就接下吧。」 亞修和心不甘情不願的神,與奧斯華伸出的手互相交握,交涉成立。 「那麼,該來談談細節了……。我們換個場所吧。」 三人起身而立的同時,騰出手的店主亦剛好過來收拾桌子。 亞修在桌上放了數張紙幣。 「老闆,多謝款待。非常好喝呢。謝謝(法)♪」 そのテーブルに、オズワルドのカードが伏せられたままになっていた。 入り口ではオズワルドがコートをまとい、今まさに外に出ようとしているところである 三人がいなくなると、パブの空気が軽くなり、いつもの時間が戻ってきた。 伏せられたままで卓上に残されたオズワルドの手札を裏返す。 スペード、クラブ、ハート。エースのスリーカード。 桌上,奧斯華的牌組依舊覆蓋著。 在入口處,奧斯華披上大衣,正要走出門外。 三人離開後,小酒館的空氣又變得輕鬆起來,回復平日的風貌。 店主將覆蓋在桌上、奧斯華所留下紙牌翻將過來。 方塊、梅花、紅心。是ACE的三條。 店主が首をかしげながら振り返ると、そこにオズワルドの姿があった。 「失敬、帽子を忘れていました」 オズワルドはコート掛けから帽子を手に取ってそれをかぶり、中指で眼鏡を押し上げ、 ガラス越しに店主を見つめた。店主の背中にじっとりと汗がにじむ。 「では、ごきげんよう」 店主歪著頭一回過身,卻又看到奧斯華的身影。 「失敬了,我忘記拿走帽子。」 奧斯華從衣架子上取回帽子戴上,以中指將眼鏡向上一推,透過鏡片盯著店主。店主的 後背不禁涔涔冒汗。 「那麼,祝您貴安。」 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 114.36.99.212

11/18 22:15, , 1F
頭推
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11/18 23:15, , 2F
這是想表達奧老其實也藏一手嗎?
11/18 23:15, 2F

11/18 23:30, , 3F
XI也蠻有趣的
11/18 23:30, 3F

11/19 16:20, , 4F
推 另外嚴格說來 Shamrock翻成酢漿草 似乎比較離意??
11/19 16:20, 4F

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所謂シャムロックの花 其實指的是愛爾蘭國花 白花三葉草
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兩者雖然外型相似 但可沒有太大的關聯性喔
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11/19 22:13, , 8F
已修正,資料查不夠嚴謹XD
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※ 編輯: karasless 來自: 114.42.203.76 (11/23 13:41)
文章代碼(AID): #1IYY0FdI (KOF)