[劇情] 2003 K′チーム--背景故事

看板KOF作者 (半緣心死半緣淇)時間11年前 (2012/12/23 03:36), 編輯推噓1(102)
留言3則, 3人參與, 最新討論串1/1
http://you.lolipop.jp/s/kof/2003/kdash.html その表札のない部屋を訪れたのは、九十歳近い老人だった。 造訪這個沒有名牌的房子的,是一個將近九十歲的老人。 長く伸びた白髪、同じように白いヒゲ。紐でぶらさげた瓢箪を歩きつつあおっている。 その瓢箪でドアをノックすると、乾いた音と中の水音が響いた。中身は、酒。 一頭白長髮,還有和頭髮一樣白的鬍子。手上拿著繩子,繩子上吊著葫蘆,一步步走來。 他用葫蘆敲門,乾燥的聲音中響起了水聲。裡面裝的是,酒。 「おるんじゃろ、まぁ顔を出すんじゃ、若いの」 「在家吧,出來吧年輕人」 すぐにドアが開いた。ただしチェーンロックがかかったままで、数センチほどのすき間 である。そこからのぞく男は、褐色の肌に黒い革ジャンに銀色の髪、ノブにかかった手 には、赤いグローブがはめられている。 很快地,門就開了。不過門上的鍊鎖還是鎖著,門只開了幾公分而已。在這縫隙間往外看 的,是一個穿黑色皮衣、有著褐色肌膚和銀色頭髮的男子,他那握著門把的手上,戴著紅 色的手套。 「あんた‧‧‧確かチンサイゲンとか言った‧‧‧」 「你‧‧‧好像是叫做什麼鎮齋元的‧‧‧」 「鎮元斎じゃ。何度も闘った相手の名前くらい、覚えておいて欲しいもんじゃの」 「是鎮元齋。都交手過幾次了,真希望你好歹也記住我名字哩」 「‧‧‧悪かったな。で?」 「‧‧‧歹勢喔。你來幹嘛?」 鎮は無言でチェーンロックを叩いた。入れてくれという意思表示。K’はそれを20セ ンチの身長差から見下ろしている。 鎮不發一語地敲了敲鍊鎖。示意想要進門去。K’則是隔著20公分的身高,居高臨下看 著他。 「おいおいK’。ご老人は大切にするもんだぜ?」 「欸欸,K’。對老人家要尊重一點吧?」 そのK’よりもさらに20センチ上から顔をのぞかせたのがマキシマだった。 在房間裡往外看的,是一個又比K’更高20公分的人,他是Maxima。 「鎮老師でしたね。どうぞ」 「鎮老師對吧。請進」 マキシマはK’の肩越しにチェーンを外し、鎮元斎を招じ入れた。 Maxima通過K’的肩上開了鍊鎖,招呼鎮元齋進入。 「おい、でかいの。若い者への教育がなっとらんな」 「欸,大個子。你給這小夥子上了一課啊」   などと言っている張本人の息は酒臭い。 他說這句話時,氣息帶著濃濃酒臭。 「‧‧‧で?」 「‧‧‧然後勒?」 相変わらずの無愛想さで繰り返し尋ねる「若い者」に、鎮は眉をしかめた。が、長過ぎ る髪に隠れてだれからも察してはもらえない。 這個「年輕人」還是重複著沒什麼感情的回答,鎮皺了皺眉頭。不過,因為他的頭髮太長 ,所以沒有被看見他皺眉頭的反應。 「わしは老い先短い哀れな老人でな」 「我這個一腳已經踏進棺材的悲哀老人」 「そうは見えねぇぜ」 「看不出來」 小さく吐き捨てるK’。確かにあと二百年は生き続けそうな鎮だが、その発言を無視し て懐から取り出したのは一通の手紙だった。キング・オブ・ファイターズの招待状であ る。 K’小小地吐槽了一下。的確,鎮看起來還可以再活個兩百年,不過他沒理會這吐槽,從 懷中拿出一通書信。是King‧of‧Fighters的邀請函。 「おまえさん、大好きじゃろう? KOFが」 「你很喜歡KOF對吧?」 「爺さん、ふざけんじゃねえ! 俺は何が嫌いって‧‧‧」 「老頭子,開什麼玩笑啊你! 我什麼都討厭‧‧‧」 マキシマが肩を押さえつけていなければ、K’は鎮に掴みかかっていただろう。 如果不是Maxima壓著他的肩,K’就要揍鎮了。 「あまり相棒をからかわないでもらえませんかね。何せ世間慣れしてないヤツで」 「我這個夥伴真是開不起玩笑耶。真是個與社會格格不入的傢伙」 「ケッ」 「呿」 「今回もわしは感じたんじゃ『悪の気』を。オロチやネスツとかいう連中が跳梁跋扈し ていたときか、それ以上の気をな」 「這次我也感覺到『邪惡之氣』了。比起大蛇和音巢那些傢伙囂張跋扈時,更加強烈的氣 」 「関係ねえよ」 「干我屁事」 「おい黙って聞け。‧‧‧しかし老師、それなら我々などに相談せず、いつものように あなた方が大会に参加して、その悪の気の正体を突き止めればよいのでは?」 「欸,你安靜聽啦。‧‧‧不過老師,就算是那樣也不必找我們商量吧,您和徒弟們像往 常一樣參加大會,然後阻止邪惡之氣的主人不就好了?」 鎮はため息を付いた。 鎮嘆了一口氣。 「最もな意見じゃ。じゃがな、今回はダメなのじゃ。何せあの二人が‧‧‧」 「本來這意見很好啦。不過呢,這次沒辦法啦。因為那兩個人‧‧‧」 前回大会で、謎の巨大な気を目覚めさせてしまう発端となった拳崇と包。彼らは今、そ の力に対処するため、某所で修行を重ねる日々だという。 上屆大會時,身上某種充滿謎團的巨大之氣覺醒的主角,拳崇和包。他們倆為了能應對這 力量,現在在某個地方進行修行。 「我ら四人は今回は欠場させてもらう。すまんが今は、それが最良の選択なのじゃ」 「我們四個這次要缺席啦。不好意思,所以現在來跟你們商量,才是最好的選擇吧」 「待った。四人と言いましたか?」 「慢著。您說四個人?」 「いかにも」 「是啊」 「あのかわいいアイドルの子も?」 「那個可愛的偶像小女生也是?」 「アテナか? いかにもいかにも」 「雅典娜嗎? 沒錯沒錯」 マキシマは「自分自身に組み込まれた」機能を使って、ネット上をサーチした。一般公 開されている情報である。結果はすぐに出た。 Maxima使用「資訊回身」的功能,在網路上搜尋資料。找的是普通公開的情報。結果很快 就出來了。 「やはりな。大会参加者名簿を確認しましたが、彼女の名前が載っていますよ?」 「果然。我剛剛確認過大會出場名冊了,上面有她的名字喔?」 「な!‧‧‧何じゃとおぉ!!」 「啥!‧‧‧你說啥!!」 さすがの鎮も、今回ばかりは腰をぬかさんばかりに驚いた。アテナは鎮に黙って、ほか の二人のメンバーを集め、いつのまにかKOF参加手続きを完了していたのである。 雖是歷盡世情的鎮老師,這次也驚訝地站不穩了。雅典娜瞞著鎮,另外找了兩個隊友,連 KOF的參加手續,也在不知不覺中辦完了。 「どういう事じゃ! どうしてアテナが‧‧‧ ええい、説明せんか、でかいの!」 「這是怎麼回事! 為什麼雅典娜‧‧‧ 欸,大個子,你說明一下!」 「せ、説明と言われても‧‧‧ 俺が知るわけないでしょう?」 「說、說明‧‧‧ 我怎麼會知道?」 酔いも冷める勢いでまくしたてる鎮に、マキシマも辟易している。 醉態漸消的鎮的氣勢,連Maxima也忌憚三分。 「しまった。タレント活動だからといってわしの元を離れている隙にそんな事を‧‧‧ あいつはわかっておらんのじゃ。今回の敵が、にわか編成のチームなどでどうにかなる 相手ではない事を」 「糟糕。她一定是用參與演藝活動,不在我身邊時趁隙去辦這些事的‧‧‧她沒搞清楚狀 況。這次的敵人,不是臨時找幾個人湊出來的隊伍可以解決的」 「引っぱたいて連れ戻せばいいじゃねえか。爺さん」 「你去強行把她帶回來不就好了。老頭」 「おぬしはアテナの気性を知らんのじゃ‧‧‧優しい子じゃが、芯の強い子でもある。 一度言い出したら後には引くまい。恐らく今回もアテナなりに『悪の気』に立ち向かお うとしての決断じゃろう。黙っていたのはわしらに気をつかったんじゃろうが」 「你不知道雅典娜的個性‧‧‧雖然很溫柔,但是也很固執啊。一旦說過的話絕不收回。 恐怕這次也是自己決定要用她自己的方式去面對『邪惡之氣』。瞞著我們是怕我們操心吧 」 「‧‧‧‧‧‧」 「‧‧‧‧‧‧」 「こうなったらすべてを話そう。なぜわしが『お前さんたちに』頼んでいるのかを」 「既然這樣我就把話說明了。為什麼我要拜託『你們』」 鎮は暗く重々しく語った。今回の「気」は、オロチに似てはいるがそれとは異なった気 であること。それ以外に、予測できない、正体不明の気も渦巻いていること。草薙、八 神らが深く関わっていること。悪の気はオロチに匹敵するほどに強大で、草薙・八神を もってしても勝利の予測は立て難いということ。しかも彼らは今に到っても、お互いに 反目しあっている。 鎮的語氣既陰沉又沉重。這次的「氣」,雖然和大蛇很相似,但又有所不同。除此之外, 也有無法預測的氣被捲入。這和草薙、八神有很深的關聯。邪惡之氣強大到足以和大蛇匹 敵,靠草薙・八神也不知是否能夠獲得勝利。而且他們兩個到現在,還是反目狀態。 しかし、希望が無いわけでもない。その『悪の気』が予想できない存在がいるとしたら 。人の手によって生み出された、第二の草薙がいるとしたら‧‧‧。 不過,也不是沒有指望。如果『邪惡之氣』是種無法想像的存在。那麼也有從人類之手創 造出來的,第二個草薙‧‧‧。 「わかりましたよ、鎮老師。我々は『保険』ということですね」 「我知道了,鎮老師。我們是『保險』對吧」 「おい、『捨て石』の間違いだろ。そうでなけりゃ草薙の『予備』だ」 「欸,你搞錯了,是『棄子』吧。因為是草薙的『備份』啊」 「‧‧‧そのとおりじゃ。わしは虫のいい頼みをしておるな」 「‧‧‧就是這麼一回事。這就是我一廂情願的要求」 「しかし大会では、俺たちが草薙と闘うことになる可能性だってありますよ」 「不過在大會裡,我們也有可能會和草薙對上喔」 「そのときはそのときじゃ。より強い者が『悪の気』に対抗することが肝心なのじゃ」 「那到時候再說吧。誰比較強,救誰去跟『邪惡之氣』對抗,這比較重要」 「わかった、わかりましたよ鎮老師。俺たちは最近ヒマを持て余してましてね。もう一 度こいつとKOFに参加するのも悪くないってもんだ。おい、構わないよな?」 「知道了,我們知道了,鎮老師。反正我們最近很閒。再參加一次KOF也不壞。欸,你 沒問題吧?」 「チッ。気乗りはしねえがな」 「呿。你很積極嘛」 「すまんのう。恩に着る」 「不好意思。多謝你們啦」 鎮は初めて深々と頭を下げた。 鎮第一次深深地鞠躬。 「このとおりじゃ。感謝しとる」 「就是這樣。感謝你們」 「‧‧‧ペコペコすんじゃねえよ。うざってぇ」 「‧‧‧不用裝模作樣了。煩」 頭を下げ続ける鎮から、K’は目を逸らした。 K’的視線從低頭的鎮身上離開。 「さてと、では俺たちが出場することは決まったな。俺とK’、それから‧‧‧」 「這樣,就決定我們出場囉。我和K’、還有‧‧‧」 「そうじゃった。あとひとりはどうするつもりじゃ?まだ若い‧‧‧ほら栗色の髪の娘 がおったようじゃが、あれはいかんぞ、子供過ぎる。アテナよりかなり年下じゃろう? 」 「對了。還有一個人怎麼辦?她還太小‧‧‧啊就是那個頭髮是栗子色的小姑娘啊。不過 她可不行,年紀太小啦。她比雅典娜還小對吧?」 「そこは心配いらねえ。うってつけのプロがいる」 「那就不用擔心啦。還有一個更適合的專業人士」 「プロ?」 「專業人士?」 「そうだろ、マキシマ」 「我沒說錯吧,Maxima」 「ああ、頼もしい女王様がいるにはいるが‧‧‧いま、例の部隊で作戦行動中だぜ?」 「對啊,還有那個靠得住的女王在‧‧‧現在應該是在之前那個部隊進行作戰吧?」 「構うかよ。さっさと申し込んじまえ。手続きは任せるぜ」 「沒差啦。趕快跟她說這件事吧。手續交給你啦」 「面倒なのは全部俺かよ。やれやれ」 「麻煩的事全都丟給我。唉~」 二週間後。作戦終了のため復命したウィップは、即座にその場で別任務を与えられた。 兩個禮拜後。因為作戰結束而回去覆命的Whip,立刻又被分派另一個任務。 「K’、マキシマとチームを組み、KOFに参加せよ」 「你和K’、Maxima一起組隊參加KOF」 鎮が配慮したのと同じ様に、傭兵部隊を指揮するハイデルンもまた、KOFの影でうご めく気配を察して部隊を動かしていたのである。彼らの戦いは、まだ終わらない。 和鎮所擔心的一樣,指揮傭兵部隊的海德倫也一樣,察覺到KOF後所隱藏的黑影,而派 出部隊行動。他們的戰鬥,還沒有了結。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 36.230.29.54

12/23 09:03, , 1F
K' 在 2003 年怎麼這麼好說話XD
12/23 09:03, 1F

12/23 10:44, , 2F
要是雅典娜跟K'同一隊就...以前看過非彩X堂的本
12/23 10:44, 2F

12/23 17:24, , 3F
樓上說的我好像有看過 那個社團很愛畫雅典娜被欺負跟玩後面
12/23 17:24, 3F
※ 編輯: Eriol 來自: 36.230.26.138 (12/27 23:46)
文章代碼(AID): #1GrWlJoP (KOF)