[劇情] 2003 女性格闘家チーム--背景故事

看板KOF作者 (一入江湖歲月催)時間11年前 (2012/10/13 20:43), 編輯推噓3(300)
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http://you.lolipop.jp/s/kof/2003/women.html 「お待たせ、舞、キング。さぁ、楽しみましょ♪」 「久等啦,小舞、King。接下來,好好期待吧♪」 サウスタウン郊外にある野球場。既にベースボールのシーズンは終了しているが、それ でもAA級のトーナメントが行われていて、地元の熱心なファンにアピールしている。 不知火舞とキングを誘ったのは、マリー・ライアン。なかなか敏腕と評判の女性エージ ェントである。 這裡是南鎮郊外的某個棒球場。雖然棒球的球季已過,不過還是在舉行AA級的循環賽, 向當地的熱心球迷展現棒球的吸引力。邀請不知火舞和King的,是瑪莉‧萊恩,一位能力 深受好評的女性特務。 「二人ともドッグ&ビールでいいよね? ここのホットドッグは評判なんだから」 「兩個人都點熱狗和啤酒OK吧?這裡的熱狗評價不錯喔」 「熱心だねえ、マリー」 「真熱心耶,瑪莉」 「ねえ、その格好は何? 客席でキャッチボールでもするの?」 「欸,你穿那樣是怎樣? 要在觀眾席接球嗎?」 キングと舞が交互に感心した。スタジアムを見回しても、観客など千人いるかどうかと いったところである。ホットドッグの屋台が営業しているだけでも奇跡に近い。しかし マリーはいつものジャンパーにベースボール・キャップをかぶり、左手にはよく使い込 まれたグローブまで持参している。 King和小舞互相感到佩服。環顧整個球場,觀眾大概有一千人。熱狗車光是還在營業就幾 乎是奇蹟了。不過,瑪莉穿著平時的夾克搭配棒球帽,左手甚至帶著一個常用的手套。 「ああ、これ? ホームランボールをキャッチするためよ。はい、ホットドッグ」 「你說這個喔? 這是為了要接全壘打的球啦。來,熱狗」 外野席にはイスがなく、代わりに芝生が植えられている。客は思い思いにシートを敷い て座る。中には上半身裸で日光浴を楽しんでいる者もいた。既に晩秋だが、今日は日差 しが暖かい。さっそく舞がホットドッグを一口。 外野席沒有椅子,取而代之的是草坪。觀眾各自鋪了東西席地而坐。其中也有人裸上半身 當作是在日光浴。雖然已經是晚秋,但今天的陽光很暖和。小舞馬上咬了一口熱狗。 「あ、おいしいわ。タマネギがほどよく効いてて」 「啊、好吃耶。洋蔥的味道超讚」 「でしょでしょ。これがビールと合うのよね」 「對吧對吧。而且跟啤酒很搭耶」 「ところでマリー、私はビリヤードならともかく、野球はあまり知らないんだけど」 「話說回來瑪莉,撞球也就算了,棒球我可不懂」 「大丈夫よ。投げた打った走ったを眺めてるだけで面白いんだから」 「沒關係啦。只要看他們投球打擊跑壘就很有趣啦」 「そんなもんかな。ホームランは何点なんだ?」 「是嗎。那全壘打可以得幾分?」 「え‧‧‧」 「呃‧‧‧」 「私も羽根突きくらいしか知らないから、ルール教えてよ。アウトは何点なの?」 「我也是只懂羽板球耶,講一下規則吧。出局是幾分啊?」 「えぇっと‧‧‧まぁ細かいことは気にしないで」 「呃‧‧‧啊,那種小事就別在意啦」 バッターが大飛球を打ち上げた。澄み切ったサウスタウンの空に白球が高々と舞い上が ったが、センターが定位置で難なくキャッチする。3アウトチェンジ。プレーが途切れ たところでキングが話し掛けた。 打者打了個高飛球。白球雖然在澄明的南鎮上空高高飛舞,但中外野手在既定位置毫無困 難地接住了。三人出局、攻守易位。兩隊交換時,King又說話了。 「ところでマリー」 「我說瑪莉啊」 「あれはアウトっていって、点にはならないのよ」 「那就叫做出局,沒分數」 「そうじゃなくて‧‧‧」 「不是說這個啦‧‧‧」 「囲まれてるのよ」 「我們被包圍了」 舞も気付いていたらしい。人数は多くない。だが、客席への階段、看板の陰、照明灯の 柱の向こう側など、明らかに訓練された人間が、こちらを大きく包囲しており、その包 囲の輪を少しずつ縮めてきている。 小舞似乎也注意到了。人數不多,但是在往觀眾席的階梯、看板的影子下、照明燈的柱子 後方等地,明顯有受過訓練的人,以大範圍方式包圍了這裡,而範圍正逐漸縮小。 「5、いや6人てところだね。舞?」 「五個,不對,是六個人吧。小舞?」 「とりあえず近場はそれくらいね。外側にまだいるかも」 「總之赴近大概就這些。外圍可能還有」 「ごめん、ドジ踏んだわ」 「抱歉,真是失策」 言いながらマリーはホットドッグの最後のひとかけらを口に押し込み、ビールで流し込 んでから、指についたケチャップを舐め取った。三人の視線はグラウンドに向けられた ままである。 瑪莉一邊說,一邊吃下最後一口熱狗,和著啤酒吞了下去,並舔了舔手指上的調味料。三 人的視線依然朝著球場中。 「銃を使う気は無いみたいね。じゃあギリギリまで近付かせるけど?」 「好像沒有用槍的樣子。那就讓他們靠近在動手吧?」 「マリーに任せるよ」 「交給瑪莉處理好了」 試合は先ほどのチェンジで3回の表が終了し、今はビジターチームがノーアウト1塁の チャンスを迎えていた。バッターは四番。 比賽已經進行到三局上半結束,現在是挑戰隊無人出局,有機會上一壘。打者是四號。 パシッ! 乓! 乾いたバットがボールをたたく音が短く響いたのと、舞が背後から近寄ってきた男の鼻 面に裏拳をたたき込んだのが同時だった。そのまま男の右手をとらえ、後ろ手に捻り上 げるまで2秒とかからなかったろう。 乾燥的球棒擊中棒球,一聲短響,同時,小舞也賞了接近其背後的男子的鼻子一拳,並乘 勢抓住那個男人的右手,扭至後方,只花了兩秒。 あわててその男を助けようとした別の男の足下を、キングが地面スレスレの回し蹴りで 払い除けた。男は背中から芝生の上に倒れ落ちる。無防備なみぞおちに、流れるような 所作でキングのカカトが入った。ボールは左中間を転々とし、ランナーはホームを目指 して矢のように走っている。数少ない観客は歓声と拍手で選手を応援していた。 其他男人急急忙忙要相救被制的夥伴,但腳下卻被King的快踢所掃。男子背朝草坪倒下。 他的胸口又無防備地中了King的腳跟。球飛往左外野,跑在壘上的人如箭般飛奔向本壘。 為數不少的觀眾正在為選手鼓掌呼喊。 「チッ」 「嘖」 もうひとりの男は眼前に展開された不利な状況を見て、思わず舌打ちを漏らし、背後に チラリと目をやった。 另一個男看到眼前如此不利的情況,不自覺地發出輕聲,而瞥了一眼背後。 「何をしている? まりん!」 「你在幹什麼? 瑪琳!」 「甘い!」 「嫩!」 スキを見せた瞬間、マリーが男の腕をとらえた。腕が上下に数回揺れたようにしか見え ない、ごく簡潔でスピーディーな動作。ただそれだけで、不気味な低音と共に男の肩の 関節が外れた。 漏出空隙的瞬間,瑪莉就抓住了男人的手腕。手被上下搖了搖,除此之外什麼都沒看到, 動作簡潔迅速。不過光是這麼幾下,伴隨詭異的低音,男人的關節已經脫臼。 最後の騒ぎは、バッターランナーが3塁に滑り込んでギリギリセーフになった歓声で掻 き消された。ホームチームが先制タイムリーのスリーベースヒット。スコアボードに景 気のいい表示が映し出され、客のひとりが持ち込んでいたラジオのスピーカーから、ノ リの良いアナウンサーの絶叫が響き渡る。だれも場外の騒ぎなどに気づいた者はいない 。 最後這段騷動,被打者極為驚險地滑上三壘的歡呼聲蓋了過去。地主隊先發的三壘安打。 記分板上映出這個好消息,其中一個觀眾帶來的收音機,也發出了球評的大呼。誰也沒有 注意到場外的騷動。 「どうせ私に対する警告なんでしょ? 帰って伝えなさい。ブルー・マリーは脅しには 決して屈しない、ってね」 「你們是來警告我的吧? 回去傳話。布魯瑪莉不會屈服威脅的」 「くそ、聞いてないぞ。ヤツ1人じゃなかったのか?」 「靠,怎沒聽說這件事。這傢伙不是孤身一人嗎?」 「業界で生きてる割には勉強不足ね。私の友達にまたこういう事してみなさいよ。不知 火舞がお相手してあげるわ」 「想在業界生存,你們功課作的可真不夠。再對我的朋友出手試試看啊。我不知火舞來當 你們的對手好了」 「匿名希望、通りすがりの元バウンサーもね」 「還有希望隱姓埋名,剛好路過的前保鏢」 「!?‧‧‧こ、こいつら、あのKOFの? チィッ 引くぞ!」 「!?‧‧‧這、這些傢伙,是那個KOF的? 嘖,撤退啦!」 男たちはほうほうの体で、しかし、それなりに秩序立って引き上げていった。 男人們相繼帶著掛彩的身體,但又保有一定秩序地離去。 「せっかくのホットドッグが台無しだね」 「難得吃一次這攤的熱狗,真浪費」 寸前ですべてを喉に押し込んだマリーと違って、キングと舞のそれは、芝生の上にケチ ャップとマスタードをべっとりと張り付かせていた。三人とも、この事態に気が高ぶる わけでもなく、怯えて震えるわけでもなかった。彼女たちは歴戦の格闘家であり、修羅 場をいくつもくぐり抜けてきた実力者なのである。 不像瑪莉在動手前吃完,King和小舞的熱狗已經和調味醬及辣醬一起灑在草坪上了。三人 並未因此一戰興奮,也不因此害怕。因為她們是身經百戰的格鬥家,數度歷經修羅戰場而 安然歸來的實力者。 「私が買ってくるわ」 「我再去買」 舞が席を立ち、さっき買ったばかりの露店に足を運んだ。 小舞離席,跑到剛剛買東西的攤子去了。 「おばちゃん、ホットドッグ二つ(マリーはもう一つくらいいけそうね)いや三つね」 「歐巴桑,兩份熱狗(瑪莉應該還吃得下一份吧),不,三份好了」 「ああ、さっきの子だね。お金はいらないよ」 「啊,你是剛剛的小姐吧。不用錢喔」 「え? どうして?」 「咦? 為什麼?」 「もうお代をもらってるからだよ。はい、ホットドッグ三つ」 「已經有人付過囉。來,這裡是三份熱狗」 「お代って、だれに?」 「有人付過?誰啊?」 「おや、聞いてないのかい? 小柄なかわいい女の子だよ。名前はそう、ええと‧‧ ‧マリアとかマリオとか‧‧‧いやマリエだったかな? マリコだったような気も」 「啊,你沒聽說嗎? 是個小個子的可愛女生喔。名字是‧‧‧瑪麗亞還是瑪莉歐還是 ‧‧‧還是真理惠? 又好像是真理子吧」 「もしかして『まりん』?」 「該不會是『瑪琳』吧?」 「そうそう。それだよ。『まりん』ちゃんだったね。伝言も受けてるよ」 「對啦對啦,就是這個名字。『瑪琳』。他還有留話喔」 戻ってきた舞の様子がおかしいのに、マリーとキングはすぐに気付いた。 瑪莉和King一下子就注意到,回來的小舞樣子怪怪的。 「どうしたんだ、舞」 「怎麼啦,小舞」 「私たちがKOFに参加するって、もうご存知の子がいるみたいね」 「好像已經有個孩子知道我們要參加KOF囉」 「毎年のように参加してるから、それは大して意外でもないけどね。サインでもねだら れたのかい?」 「反正我們年年都參加,也沒甚麼好意外的吧。是想要我們的簽名嗎?」 「逆よ、ホットドッグ奢ってもらっちゃったわ」 「正好相反,她還請我們吃熱狗哩」 「なんだい、そりゃ」 「什麼意思?」 「それと伝言が一つ。『面白そうだからアタシも参加しちゃうね。まりん』だって」 「還有留話。『好像很有意思,我也參加好了。瑪琳』」 「まりん? ‧‧‧さっきの連中が呼んでた名前だね」 「瑪琳? ‧‧‧剛才那夥人有叫過這名字」 「もういいじゃない。後は大会に参加してからよ。ほら、またヒットが出たわよ!」 「這件事到此打住吧。接下來的參加大會再說吧。你們看,又打中啦!」 まばらな歓声につつまれる郊外の野球場。日は既に西に傾きつつあった。 郊外的棒球場被一片歡聲包圍。太陽已逐漸西斜。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 36.230.25.13

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推翻譯
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10/14 01:48, , 2F
我也不太懂棒球,但金跟小舞太誇張了吧
10/14 01:48, 2F

12/18 17:46, , 3F
推小舞XD
12/18 17:46, 3F
文章代碼(AID): #1GUM7-fU (KOF)