[情報] 第140回芥川賞・直木賞受賞作品決定!
第140回芥川賞・直木賞の受賞作品が決定しました。
芥川賞は津村記久子『ポトスライムの舟』。
直木賞は天童荒太『悼む人』、山本兼一『利休にたずねよ』のW受賞です!
※直木賞受賞作二点の次回搬入日は、1月22日を予定しております。
http://www.bk1.jp/books/contents/booklist/0901_bungakushou
芥川賞
津村記久子『ポトスライムの舟』
以前勤めていた会社を悪辣なモラルハラスメントにより退社した長瀬由紀子は、現在
工場のラインで機械的な仕事をしていた。ある日ナガセは会社に貼っているポスターの
、クルージングでの世界旅行が、自身の年間手取り給料と同額だと気づき、愕然とする
。一六三万円・・・。わかった、貯めよう。その日から、ナガセは執拗なまでに節約を
試みようとするが・・・。ただ薄給を稼ぐだけの毎日、なんのために生きているのか?
女の世界を通じて生きること、働くことを問う、著者の新たなる代表作。
出版 : 講談社
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直木賞
天童荒太 『悼む人』
全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける坂築静人。彼を巡り、夫を殺した女、人間不信
の雑誌記者、末期癌の母らのドラマが繰り広げられる。聖者なのか、偽善者か? 「悼
む人」は、誰なのか? 7年の歳月を費やした長編小説。
出版 : 文藝春秋
山本兼一『利休にたずねよ』
わしが額ずくのは、美しいものだけだ…。おのれの美学だけで天下人・秀吉と対峙し
た男・千利休の鮮烈なる恋、そして死を描く。『歴史街道』連載を加筆修正し単行本
化。
出版 : PHP研究所
芥川賞候補作
鹿島田真希『女の庭』河出書房新社
墨谷 渉「潰玉(かいぎょく)」(文學界12月号)
田中慎弥『神様のいない日本シリーズ』
津村記久子『ポトスライムの舟』講談社
山崎ナオコーラ『手』
吉原清隆「不正な処理」(すばる12月号)
直木賞候補作
恩田陸『きのうの世界』講談社
北重人『汐のなごり』徳間書店
天童荒太『悼む人』文藝春秋
葉室麟『いのちなりけり』文藝春秋
道尾秀介『カラスの親指』講談社
山本兼一『利休にたずねよ』PHP研究所
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等中文翻譯囉~~
(網頁翻譯連書名都翻不出來……)
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◆ From: 118.168.72.45