[新聞] 新ジャンル?「歌って踊るドラマ」日米対決
新ジャンル?「歌って踊るドラマ」日米対決
5月22日08時00分
春ドラマも折り返し地点、あまりの低視聴率で打ち切り決定の「家族のうた」(CX系・
日曜21時~)が話題となり“数字をとる”難しさが改めて印象づけられた。
今クールもミステリー仕立ての作品が目立ち、人気俳優を起用し1話完結型の謎解きを
見せればある程度の視聴率は期待できるからなのかとも思えてくる状況のなか、“歌っ
て踊るミュージカルコメディ”という新しいジャンルに挑戦したのが「カエルの王女さ
ま」(CX系・木曜22時~)。
視聴率的には苦戦している様子ながら、ブログ上では熱く語られている。
・天海祐希さんがテレビで歌って踊ることってめったにないので、期待して見てマス
・さすが宝塚出身だけあって、天海さんは歌もダンスも華があるわ~
・内容はそんなに面白いとは思いませんが、天海さんの歌を聴くという楽しみ方をして
います
など天海祐希ファンを中心に、とにもかくにも「天海祐希が歌って踊る」ことへの評価
が高い。
財政難で合併されそうな小さな町を舞台に、存続の危機に陥ったママさんコーラス「シ
ャンソンズ」を天海演じる“ブロードウェー帰りのミュージカルスター”が強烈な指導
で立て直していく…というストーリー。
・天海さんが強い女性を演じるドラマって好きなのよね~
・ゴーマン冷血キャラの天海さん、でも憎めないところが上手いと思う
など天海祐希が演じる女性像に共感するコメントも目立ち、これまでも数多くの「強い
女性」を好演してきた天海祐希の存在感がやはり強い。
そして出演者たちが折にふれて歌い踊り出す展開への気になる反応は、ミュージカル仕
立てそのものへの評価というより
・見はじめて5分後には「gleeじゃね?」と思った。キャラ設定やストーリー展開もそ
っくり
・パクリ説あるけど、エピソードはオリジナリティがあって出演者も魅力的だから見続
けてる
など賛否はともあれ、アメリカの人気ドラマ「glee」と比べて語られることが多い。
廃部の危機に瀕していた高校の合唱部が、顧問の教師の指導で地区大会や全国大会を目
指していく「glee」は、ハイレベルな歌と踊りだけでなく“負け犬”たちが頑張るスト
ーリーが魅力で
・一緒に笑えて一緒に歌える、最高に楽しいコメディドラマ!
・歌やダンスがとてもかっこいいし、シリアスな問題も取り上げているのに重過ぎない
のが◎
・出演者全員歌がちょーうまい!心が震える感じで、音楽のレベルがハンパないのです
!
と語る熱烈なファンも多く、日本でもこの4月から地上波放送が始まっているだけに比
較もやむなし、といった感がある。
ただ既に「glee」がヒットしていたおかげで「観てると一緒に歌って踊りたくなる」な
ど、歌の持つ力で純粋に感動できる「ミュージカルコメディ」を受け入れる下地ができ
ていたとも言えるわけで、「カエルの王女さま」で歌われる新旧の名曲に対して
・このドラマ見てると歌って素敵だなってホントに思う
・ベタな選曲だけど、ものすごく感動!「歌の力」というものを思い知ったかんじ
・歌ってやっぱりいいな…美しいハーモニー聴いてたら涙でてきた
といった反応も目立つ。
ストーリーが佳境を迎えるにつれ
・天海さんの歌う「歌うたいのバラッド」が心に染みた~この作品で天海さんが大好き
になりました
・ドリカムの歌のところで泣いてしまった…やっぱりイイよねぇ「何度でも」は
・「何度でも」不意打ちで泣いたー!ドラマの展開も自分とシンクロして勇気をもらっ
た
など劇中で効果的に使われる「歌」が具体的に語られることが多くなってきた。オリジ
ナル曲をYouTubeで見たりアルバムを聞き直したり、といった反応の拡大も見られ、日
本語で歌われる邦楽が多いぶん心に届きやすい「カエルの王女さま」に分があるのかも
しれない。
さらに「日本に元気と勇気をお届けするスーパーポジティブコーラスコメディ」という
触れ込み通り、
・なんかわかんないけど、諦めちゃだめだ!って気持ちが湧いてくる
・観ててスカッとするわ~大切なメッセージが多く込められてるし、毎週元気もらって
ます
・「自分の限界決めていいのは、チャレンジした人間だけよ」ってセリフがズシーンと
きた
など今の日本人の心情に寄り添うようなメッセージも確実に届いているようで、視聴率
はどうであれ、今後「歌って踊るドラマ」が日本のドラマ界でもひとつのジャンルとし
て確立するきっかけになるようなパワーを感じさせる。
(夏目 昌)
http://news.ameba.jp/20120522-98/
圖文版:http://tinyurl.com/6wghnl3
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